goo blog サービス終了のお知らせ 

2018-19 SERIE A 第26節 S.P.A.L 1-2 SAMPDORIA 2連勝!!

2019-03-06 02:08:42 | ほぼ週刊サンプ通信 '18-'19

SERIE A 26 3/3() 15:00@パオロ・マッツァ(フェラーラ)  主審:パスクア氏(Tivoli出身)

サンプドリア 2-1 SPAL

             (前半2-0)

・前半4分サンプドリア クアリアレッラ[18]

・ 11分サンプドリア クアリアレッラ[19]

・後半49分SPAL クルティッチ

 

↑↑©Espn.comより

 クアリアレッラの大活躍で、敵地フェラーラでは1958年以来60年ぶりの勝利!!

【試合前はこんな感じでした~】

 試合前には触れなかったが、実はSPALのホームでの相性はあまり良くなかった。16試合やって3勝6分け7敗。15得点20失点。昔はセリエAの常連だった時期もあったSPALが、しばらくAの舞台から遠ざかっていたというのもあるが、最後にサンプがフェラーラで勝ったのが1958年11月2日(2-1)。昨季も最終戦で1-3で完敗している。しかもこの間、格下フロジノーネにあっさり負けたのもあり実はかなり心配していたのだ

https://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/b8746c912450ba8a58e267a0f81c9896

SPALがA復帰してから最近3試合は下の通り↓↓2勝1敗。

    1. 2018/10/01 SAMPDORIA 2-1 SPAL
      25'(1°T)リネッティ, 15'(2°T)デフレル 21'(1°T)パロスキ

    2. 2018/05/20 SPAL 3-1 SAMPDORIA
      4'(1°T) アンテヌッチ, 5'(2°T)グラッシ, 7'(2°T)アンテヌッチ 20'(2°T)コフナツキ

    3. 2017/12/30 SAMPDORIA 2-0 SPAL
      47'(2°T) クアリアレッラ, 49'(2°T) クアリアレッラ

必ずホームのチームが勝っている。そんなジンクスも心配していた。でもよくよく見たらクアリアレッラがドッピエッタで勝ってる試合も有るな。そう言えば後半ロスタイムから2点も取った劇的な試合だった


  さてサンプはジャンパオロの4-3-1-2。さて、プレビューからは左SBだけ外れた。ムッルーは結局怪我が完治せずにサーラが先発。ただ、最近サーラの調子が良いのも事実だ。あとはプレビューの予想通り。エクダルが出場停止でヴィエイラが念願の先発だ。トップはデフレルではなく、ガッビアディーニが先発来たー。ちなみに元SPAL勢は不在

SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ

クアリアレッラ(cap)ガッビアディーニ

(69分デフレル)

     サポナーラ(58分ヤンクト)

リネッティ   プラート(88分ムッルー)

    ヴィエイラ

サーラ■    ベレシンスキ

  コリー アンデルセン

      アウデーロ

ベンチ:GKラファエル、ベレッツ DFタヴァレス、フェラーリ

MF - FWサウ

ーーーーーーーーーーーーーー

 一方のスパルはセンプリチ監督の4-4-2。センプリチは先日フィレンツェで盲腸かなんかの緊急開腹手術でサッスオーロ戦をお休みしたばかり。この日が復帰試合となる。前回対戦した時は3-5-2だったが、右WBのラッツァーリの怪我により3バックを諦めて4バックにせざるを得なくなったようだ。前節からこの布陣。プレビューからはFWだけ外れた。好調ペターニャの相棒はベテランのフロッカリ。そして彼がキャプテンマークを巻く。GKは元サンプのヴィヴィアーノが出てきた。DFはボニファツィとベテランのフェリペが真ん中。右にはポーランド代表でW杯にも出場したチョネク。左にアルジェリア代表のスピードスター・ファレス。MFはスキアッタレッラが怪我から戻ってきてミッシローリとダブルボランチを組む。右がヴァローティ、左がクルティッチ。スパルの元サンプ勢はGKヴィヴィアーノ、DFシミッチ、レジーニ、FWペターニャと多数。残念ながらレジーニはまだレギュラーを取っていないようで、見られなかった・・・

SPAL(4-4-2) 監督:レオナルド・センプリチ 

   ペターニャ フロッカリ(cap)

クルティッチ     ヴァローティ(79分ヤンコヴィッチ)

  ミッシローリ スキアッタレッラ(55分ムルジャ)

ファレス         チョネク96分

  ボニファツィ フェリペ(83分アンテヌッチ)

    ヴィヴィアーノ  

GKゴミス、フリグナーティ DFレジーニ、ポリッツィ、ヴィカーリ

MFディックマン、コスタ、ヴァルディフィオーリ、FWパロスキ

備考:芝状態良好

★日曜12時半キックオフのランチタイムゲーム。サンプは3rdユニ。黒⁻黒⁻黒。そしてGKアウデーロは青⁻青⁻青。

↑↑©telenordより

モザイクの街Ferraraにも大勢のドリアーニが駆け付けた。

Siamo i tifosi blucerchiati

Siamo gli ultras della Samp"

のストリッショーネ(横断幕)が。

これは古くから使われるチャントの歌詞の一部。この日のウルトラは全体的にチャントをゆっくり歌っていた。

個人的にはこの方が良いと思う。最近、必ずキックオフ直後に歌われる”Siamo l'armata Blucerchiata"などもテンポが早すぎて、まとまりがなく聞こえが悪いような気がするし・・・

 


<あらすじ>

ハイライト動画⇒https://www.youtube.com/watch?v=c6YffJjIHpU&feature=onebox

前半4分 クアリアレッラGoooooL:1-0 

右からのベレシンスキのクロス。DFと競りながら体勢を崩したクアリアレッラだったが、倒れながらも右足のアクロバティックなボレーで叩き込む!いきなり先制!!

↑↑©Gazzetta dello sportより

前半11分 クアリアレッラGoooooL:2-0 

サポナーラが右から左に展開。そしてそのボールに追いついたリネッティがクロスを上げる⇒ペナ内中央で待ち構えたクアリアレッラが、スタンディングヘッドで叩き込む!立て続けに追加点!!

クアリアレッラは昨季の自己ベストに早くも並ぶ19ゴール目。またこのゴールでサンプ通算67ゴールとなり、”アエロプラニーノ”ことヴィンチェンツォ・モンテッラを抜いて歴代6位に躍り出た。

前半13分

いまだ記憶に新しい、昨季のダヴィデ・アストーリの突然死。昨年3月4日、遠征先のウディネのホテルで就寝中に心肺停止状態に陥り、31歳の若さで帰らぬ人となった。あれから1年が経ち、セリエA第26節では、すべてのスタジアムにおいて追悼セレモニーが行われた。アストーリが生前に背負っていた背番号「13」にちなみ、13分で試合を一時中断し、スクリーンに映し出されたアストーリの姿に拍手が送られた。1年が経つのは早いなぁ

これで良い流れが途切れなければ良いなぁと不謹慎な事を考えてしまった私だが・・・

実際はサンプの攻勢は続き、23分にクアリアレッラっぽい超ロングシュートは元同僚のGKヴィヴィアーノがわずかに触れてポスト直撃。27分には逆にコリーのクリアミスをどフリーのヴァローティがボレーで狙うが上に外す。34分には4たびクアリアレッラが決定的な左足ボレーを放つがこれはヴィヴィが膝でセーブ。

ロスタイム2分。結局そのまま2-0で前半終了

 ポゼッションはサンプ11分18秒:SPAL11分40秒。早々に先制したおかげで優位に試合を運び、しかも2点差後もそのペースが落ちることはなかった。今のサンプはGKアウデーロへのバックパスの時、ちょっとヒヤヒヤするぐらい短いグラウンダーで組み立てようとするが、相当ジャンパオロはこの練習に時間を割いているのだろうなー。CBをやってて、危険そうだったらすぐ大きく前へクリアしてしまう私は、おそらくジャンパオロ監督になったら即クビだろう・・・

後半もクアリアレッラの勢いは衰えない。7分には2本惜しいシュートを放つが、1本はヴィヴィアーノがセーブ、1本はバー。その後ヤンクト左MFに投入でトップ下プラートの右MFリネッティにシフトチェンジ。直後の15分に右サイドからのFK⇒クルティッチのゴールに向かうボールをフロッカリがヘッドで叩き込んで1点返された・・・・・・・・・・・・・・・・・かと思いきやVAR判定となり、オフサイドが発覚して取り消し。珍しくVARの恩恵を受けた気がする

その後クアリアレッラがちょっと痛んだかデフレルに交代。最後の最後にプラートに代わってムッルー投入で最後の守備固め。サーラが右MF、リネッティが左のヤンクトがトップ下に。これに伴ってキャプテンマークはFQ27⇒プラート⇒そしてなんとサーラに受け継がれた

ロスタイム7分

この長すぎるロスタイムの中、 

後半49分 クルティッチGoL:2-1
→ペナすぐ外のFKを、壁の右側を巻いてクルティッチが直接決める

しかし、この直後にチョネクが決定的な抜け出しを見せたデフレルを倒して一発レッド。これで万事休す

そのまま試合終了、2-1!!

(ポイント)

・ポゼッションはサンプ23分43秒:SPAL20分09秒 

・シュート数はサンプ14本(枠内10本):SPAL8本(枠内2本)

・前半は完ぺきなサンプの試合。後半やや失速して、最後ちょっと試合を汚されたが何とか逃げ切る

・クアリアレッラ様様だったが、ガッビアサポナーラの3人のコンビも良かった

ヴィエイラも上々の出来。安定感とパスの正確さはエクダルだが、エクダルには無い推進力とスピードがある

・とにかく2連勝。これでまだヨーロッパ行きの電車から降りてはいない

  • 3位 ミラン 勝点48
  • 4位 インテル 47
  • 5位 ローマ 44
  • 6位 ラツィオ、7位トリノ、8位アタランタ 41
  • 9位 サンプドリア 39
  • 10位 フィオレンティーナ 36

 順位が一つ上がって9位。ただラツィオ、トリノ、アタランタも全部勝っている。

ところで、ラツィオの勝利はDERBYでローマを倒しての物・・・順位的には正直ローマに勝って欲しかったのですが・・・


って言うところで、思い出しました。先日、仲良くさせていただいているロマニスタの如月さんとユヴェンティーノのミツさんと、こんな対談の企画に呼んでもらいまして↓↓

http://blog.livedoor.jp/feb1205/archives/cat_50035126.html

私も勝手な事ばっかりしゃべってますが、この時代のセリエA好きな人にとっては面白い内容だと思います。暇すぎたら読んでください!

さて、次はアタランタと直接対決。ラツィオもフィオレンティーナとだから、次節の結果次第では順位が大きく変わる可能性がある。

ジェノア臭が強いガスペリーニを倒し、デフレルサパタがどっちが上か白黒ハッキリつける!(あっ、もうついてるか・・・

Foooooooorza Saaaaaaaamp!! 

次節:セリエA 第27節 2019年 3/10(日) 対アタランタ@ジェノヴァ 現地15:00Kick Off(日本時間深夜23:00) 

’18-’19 SERIE A  

26試合 11勝6分9敗 勝点39 得点43 失点33 得失点差+10 現在 9位 


SERIE A 第26節 SPAL - SAMPDORIA プレビュー!

2019-03-03 22:51:31 | ほぼ週刊サンプ通信 '18-'19
SERIE A 第26節 3/3(日) 15:00@パオロ・マッツァ(フェラーラ)  主審:パスクア氏(Tivoli出身)

サンプドリア - SPAL   

↑↑©Rai Newsより

写真は前回対戦時のリネッティの同点ゴールボレー!2対1で辛勝した

[試合前情報] 

 前節やっと勝ったサンプは自らの雛祭りを祝うために(イタリア語でサンプドリアは女性)、SPALの本拠地フェラーラに乗り込む。Gazzettaの見出しも、「サンプが成熟したがどうかのテスト」とうたわれており、苦手なアウェイで格下相手にしっかり勝つ事が求められる。それが出来なければヨーロッパリーグなど甚だしい。SPALは現在15位と降格圏内では無いが、ここ4ヶ月でわずか1勝と苦しんでいる。昨季は1勝1敗。今季の対戦ではホームで2‐1で勝利している

https://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/55d259f540b5c837a94f2c35593fcaf3

 ソチェタ・ポリスポルティーヴァ・アルス・エト・ラボル、長ったらしい名前だ。当然イタリア人は略してしか呼ばず通称”S.P.A.L.”。そこであまり日本語でスパルと書かれず、SPALと書かれることが多い。Ars et Laborはラテン語で「芸術と労働」の意。SPALは元フィオレンティーナユースを率いていたセンプリチ監督が5年目の長期政権となる。今季は3勝1敗と滑り出し好調だったが、その後失速して現在もがき苦しんでいる。

 冬のメルカートではGKヴィヴィアーノがスポルティングから、そして我らが一番頼りなかったキャプテン”レジーニ”と2人のサンプにかなりゆかりのある選手たちがSPALに移籍している。

 


サンプの予想スタメン:

まずエクダルが出場停止。そしてバッレート、カプラーリ、ラミレス、トネッリが怪我でいない。そこで招集はわずか19人。おのずとスタメンが決まってくる。さらにムッルーも怪我を負っているようだが、歯を食いしばって出てくると言う予想だ。無理な場合はサーラかタヴァレスか。PLAYの位置では、ついにヴィエイラの先発が見られるか!FWクアリアレッラの相棒は、前節の出来から今節はデフレルではなくガッビアディーニになるのではと言われている。そういえばコフナツキがブンデスで点を取っていた。まぁ出場機会があれば点とりだすだろうなぁ。かと言って今季のサンプでの起用法はしょうがないと思うが・・・ちなみに元SPAL勢はいない

SAMPDORIA <4312> 監督マルコ・ジャンパオロ   

 クアリアレッラ ガッビアディーニ

    サポナーラ

リネッティ     プラート

    ヴィエイラ 

ムッルー(サーラ) ベレシンスキ

  コリー アンデルセン

    アウデーロ 

ベンチ:GKラファエル、ベレッツ DFサーラ、タヴァレス、フェラーリ 

MFヤンクト FWサウ、デフレル 


  一方のスパルはセンプリチ監督の4-4-2。前回対戦した時は3-5-2だったが、右WBのラッツァーリの怪我により3バックを諦めて4バックにせざるを得なくなったようだ。前節からこの布陣。GKは元サンプのヴィヴィアーノがいつものように少し怪我してるみたいだが、出てきそうだ。DFはボニファツィとベテランのフェリペが真ん中。右にはポーランド代表でW杯にも出場したチョネク、要はリネッティとベレの同胞。左にアルジェリア代表のファレス。MFはスキアッタレッラが戻ってきておそらくミッシローリとダブルボランチを組むのでは?右がヴァローティ、左がクルティッチ。FW2トップは元サンプでもある巨漢ペターニャが軸。ここ3試合連続ゴール中で、自身初の10得点に乗せた。彼の相棒を去年やられたキャプテンのアンテヌッチが、パロスキorフロッカリのセリエAでは結構名が通っている2人を一歩リードか。スパルの元サンプ勢はGKヴィヴィアーノ、DFシミッチレジーニ、FWペターニャと多数。残念ながらレジーニはまだレギュラーを取っていないようで、見られないかもしれない・・・

SPAL(4-4-2) 監督:レオナルド・センプリチ 

   ペターニャ アンテヌッチ(フロッカリ)(パロスキ)

クルティッチ       ヴァローティ

  ミッシローリ スキアッタレッラ(ムルジャ)

ファレス         チョネク

  フェリペ ボニファツィ

    ヴィヴィアーノ  

GKゴミス、フリグナーティ DFレジーニ、シミッチ、ヴィカーリ

 

MFディックマン、コスタ、ムルジャ、ヴァルディフィオーリ、ヤンコヴィッチ FWフロッカリ、パロスキ

 もうまもなく試合が始まる。本当は前日会見の様子とか書きたかったが、時間が無いので申し訳ありません・・・

今日入れてもうあと13試合。さぁ頼むぜ、ガッビアディーニ!思いっきり左足を振りぬけば、ヴィヴィアーノがトンネルしてくれるはずだ!

Foooooooorza Saaaaaaaamp!! 

次節:セリエA 第26節 2019年 3/3(日) 対SPAL@フェラーラ  現地15:00Kick Off(日本時間深夜23:00) 

’18-’19 SERIE A  

25試合 10勝6分9敗 勝点36 得点41 失点32 得失点差+9 現在 10位 


2018-19 SERIE A 第25節 SAMPDORIA 1-0 Cagliari やっと勝った!

2019-02-28 21:29:39 | ほぼ週刊サンプ通信 '18-'19

SERIE A 第25 2/24(日) 12:30@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)  主審:マッシミ氏(Termoli出身)

サンプドリア 1-0 カリアリ

             (前半0-0)

・後半22分サンプドリア クアリアレッラ(PK)[17]

↑↑©repubblicaより

 もはや定番化してきたクアリアレッラのSUDの下でのこのポーズ

この日は貴重な決勝点となるPKを決めて、ウノゼロ勝利!!3連敗をやっと脱出!!

【試合前はこんな感じでした~】

 3連敗でこの試合を迎えたサンプ。前節のインテル戦は内容はそれほど悪くなかったが、アウェイで悔しい敗戦。それから1週間後。相手は14位のカリアリ。カリアリはまだまだ降格圏内から勝点6しか離れておらず、安心はしていられない立場だ。前回の対戦は0-0。ただし決定機を外しまくった上に最後に貰ったPKを、今はなきコフナツキが外して自ら勝ちを捨てた感じだった。

https://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/3697afef3acc9a575132c6e45e6210c7

直近8試合は下の通り↓↓ 3勝4分け1敗。そしてホームでは3勝1分けと相性は悪くない。是が非でも勝点3を取りたいところだ

    1. 2018/09/26 CAGLIARI 0-0 SAMPDORIA

    2. 2018/04/29 SAMPDORIA 4-1 CAGLIARI
      7'(1°T) プラート, 26'(1°T)クアリアレッラ, 49'(1°T)コフナツキ, 
      4'(2°T) L. PAVOLETTI,42'(2°T)ラミレス
    3. 2017/12/09 CAGLIARI 2-2 SAMPDORIA
      11'(1°T)クアリアレッラ,19'(1°T)クアリアレッラ,11'(2°T) D. FARIAS, 15'(2°T) L. PAVOLETTI
    4. 2017/02/19 SAMPDORIA 1-1 CAGLIARI
      22'(1°T) F.クアリアレッラ 6'(1°T) M. ISLA
    5. 2016/09/26 CAGLIARI 2-1 SAMPDORIA
      37'(1°T) JOAO PEDRO, 43'(2°T) F. MELCHIORRI 41'(2°T) B.フェルナンデス
    6. 2015/03/07 SAMPDORIA 2-0 CAGLIARI
      33'(1°T) L.デ・シルヴェストリ, 27'(2°T) S.エトー
    7. 2014/10/19 CAGLIARI 2-2 SAMPDORIA
      14'(2°T) D. AVELAR, 32'(2°T) M. SAU 28'(1°T) M.ガッビアディーニ, 38'(1°T) P.オビアング

    8. 2014/02/09 SAMPDORIA 1-0 CAGLIARI
      11'(1°T) D.ガスタルデッロ

↑↑©temoli onlineより

この日の主審マッシミ氏。なんとこの日セリエAの主審としてはデビュー戦。確かに若いな。サンプ戦でデビュー戦審判が笛を吹くのはものすごく久しぶりな気がする。しかもドヴェーリを4審に追いやってる(笑)

結果としてはPKはサンプよりの判定だったし、全体的にも臆する事無く良いジャッジだったと思う。まぁ審判は目立たない方がきっちりゲームをコントロール出来ているという証拠


  さてサンプはジャンパオロの4-3-1-2。まずリネッティが出場停止。さらにカプラーリバッレートはまだ長期離脱中。それに加えてラミレスヤトネッリも怪我で不在。しかし幸いヤンクトが怪我から戻ってきたので、そのままリネッティのポジションに入る。小さな驚きでサーラベレシンスキに代わってスタメンとなった。確かに前節ベレは彼にしてはあまり良くなかった気がしたが。ジャンPは細かく見てる。そしてベンチには”ジェノヴァのジダン”(←私しか言ってないだろうが言い続ける)こと”Bahlouli=バーロウリ”が連続で招集された。早くホームで5-0の試合をやってデビューさせて欲しいものだ。また、CBトネッリvsコリーはトネッリ不在で再びコリー。あとはMFではエクダルをPLAYに、右プラートのレギュラー陣。そしてトップ下はラミレス不在でサポナーラが連続先発。2トップはガッビアディーニではなく、デフレルが連続でスタメン。元カリアリ勢はムッルーと冬に加入ほやほやのサウ

SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ

クアリアレッラ(cap)デフレル(88分ヴィエイラ)

     サポナーラ(52分ガッビアディーニ)

ヤンクト    プラート

    エクダル

ムッルー(80分ベレシンスキ)  サーラ

  コリー アンデルセン

      アウデーロ

ベンチ:GKラファエル、ベレッツ DFタヴァレス、フェラーリ

MFバーロウリ FWサウ

ーーーーーーーーーーーーーー

一方のカリアリもマラン監督の4-3-1-2。昨季までキエーヴォの監督だったマランによって今年は3バックから4バックに変わった。GKは前回のサンプ戦でコフナツキのPKを止めて勝点1をもぎ取ったクラーニョ。右SBはベテランパドイン、中央はピザカーネとキャプテンのチェッピテッリ、そして左に若手のペッレグリーニ。中盤は右にデリオーラ、左にイオニータ。中央は元サンプのアンカー”チガリーニ”。FWは元ジェノアのパヴォレッティと、この試合がセリエAデビューとなる19歳のドラティオットとの2トップ。10番のジョアン・ペドロが出場停止でいないのでバレッラ。この日のスタメンはイオニータ以外の10人はイタリア人。今時のセリエAでは珍しい。元サンプ勢はMFのチガリーニに加えてこの冬にレンタルで貸し出したレヴェルベと、キエーヴォから加入したカッチャトーレ。キャプテンも務めていたデッセーナはこの冬にブレッシアに移籍していなくなった。

Cagliari(4-3-1-2) 監督:ロラン・マラン

 ドラティオット パヴォレッティ

 (79分ヴェルデ)

    バレッラ

イオニータ    デリオーラ(73分スルナ)

     チガリーニ(64分ブラダリッチ)

ペッレグリーニ   パドイン(73分ファラゴ)

  ピザカーネ チェッピテッリ(cap)

       クラーニョ

GKラファエル、アレスティ DFロマーニャ、レヴェルベ

MFブラダリッチ、オリーヴァ FW -

備考:年間チケット保有者数 17.050枚(1試合平均170.851euro);有料入場者数1.783枚(26.906euro);芝状態完ぺきではない

★日曜12時半キックオフのランチタイムゲーム。まずSUDでは今年50周年を迎える”Ultras Tito Cucchiaroni"”50”を大量に掲げる

↑↑©telenordより

さらに先日病気で亡くなった熱狂的ドリアーナのGiovannaのために、多数の横断幕が。サンプはクラブとしてLegaCalcioに彼女の為の試合前1分間黙とうを要請した。しかしこれは却下。どんなに特別な人とは言え、言うならばただの1ファンの為にさすがにそれはできない、と。しかしファンとしてはまさしくこれ以上の冥利に尽きる事はないだろう。私もそう言うファンになりたいものだ

In Cielo,c'e' una stella in piu.Ciao Giovanna

「空に、一つ星が増えた。さようなら、ジョヴァンナ」


 

<あらすじ>

ハイライト動画https://www.youtube.com/watch?v=fA4RzpiTSdg&feature=onebox

 前半からそんな楽な展開ではなかった。順位的には下とは言え、同じ4-3-1-2でイタリア人が10人を占めるカリアリはしっかり組織された守備を見せる。さすがにサンプの方が押してはいたが、それほど決定機は作れなかった。

32分のサポナーラのスルーパスからクアリアレッラが完璧に抜け出したのが一番のチャンスだったが。切り返しをミスってシュートはブロックされる。逆にバレッラのスルーパスからパボレッティが1対1を迎えるが、GKアウデーロが完璧な飛び出しでセーブ。最後にプラートの浮き球パスからペナ内に侵入したサポナーラが左足ボレーを放つが枠外。この時パスを選択しておけばフリーだったのに・・・

と言うわけでそれほどチャンスは無かったが。ロスタイム2分。結局そのまま0-0で前半終了

 ポゼッションはサンプ15分51秒:カリアリ12分31秒。前半エクダルがイエローカードを貰い、次節出場停止。痛い。

後半両チーム共にスタートから選手の交代は無し。開始早々5分に絶好機!サポナーラの左からの決定的クロス⇒飛び込んできたデフレルが宇宙開発・・・今のデフレルは持ってないなぁ。点を取れる気がしない。そこでジャンPはガッビアディーニをサポナーラに代えて投入。ただし前節とは違い、ガッビアディーニを前に置きデフレルをどちらかと言えばトップ下の位置へ置く3トップ。

続いてプラートのファーへのシュートクロスをクアリアレッラがスライディングシュートで押し込むが、これはGKクラーニョのミラクルセーブ。だいぶリズムが出てきた18分、左からのヤンクトのクロス⇒ファーに突っ込んでいったガッビアディーニがペッレグリーニにユニを引っ張られて倒されてPK獲得!ややラッキーな感じだった。サンプがこのPKを取られていたら私は激怒していただろう。まぁともかく

後半22分 クアリアレッラ(PK)GoooooL:1-0
→クアリアレッラはこのPKを左に蹴りこみ、決めるや否やGKクラーニョに駆け寄って「見たか、ばかやろー」と罵倒。これはPK蹴る前に、クラーニョがボールの位置がずれてるといちゃもんをつけてきて、心理戦を仕掛けてきた事に対して、クアリアレッラが怒ったとにかくクアリアレッラ、自身17得点目で、貴重な貴重な先制点!!

↑↑©skyasportより

 勝ち越したサンプはデフレルに代えてヴィエイラを投入。プラートをトップ下、ヴィエイラを右MFに置く初めての布陣で守りきりに入る

ロスタイム5分。そのまま試合終了、1-0!!

(ポイント)

・ポゼッションはサンプ29分55秒:カリアリ21分29秒 

・シュート数はサンプ9本(枠内6本):カリアリ8本(枠内1本)

・決定力不足は依然深刻だが、勝てば官軍

・今のデフレルは持ってない・・・

・ヤンクトはスピードが出てきた。相手がそれほど強くなく、守備に追われなければ活躍できるようになってきた。ただ時々とんでもないキックミスを見せるが

ガッビアディーニは良かった。来週はおそらく彼が先発かな?

サーラを使う意味と言うのは、ベレが軽い怪我を持っていたと言うのと、ヤンクトと同じ。守備に追われなければ若干テクニックでベレに勝るサーラの攻撃力が生きると考えてるのだろうか?これ私の想像

↑↑©calcio fanpageより

・ついに恐れていたエクダル出場停止の日が来てしまった。ただ個人的にはヴィエイラが次節先発で見れるという楽しみもある。

 もう、結果が全て。勝てばなんでも良し!3連敗を止めてなんとかEL戦線に踏みとどまった。だんだん順位が気になる時期になっている

  • 3位 インテル 勝点47
  • 4位 ミラン 45
  • 5位 ローマ 44
  • 6位 ラツィオ、7位トリノ、8位アタランタ 38
  • 9位 フィオレンティーナ、10位サンプ 36

今のところこんな感じだが、6位は全然狙える。ただ争うチームも多く、取りこぼしはもう許されない。あと13試合。次節SPALは絶対勝って、その次の直接ライバルアタランタ戦に弾みをつけたい。”Forza RV4

Foooooooorza Saaaaaaamp!!

次節:セリエA第26節 2019年 3/3(日)SPAL@フェラーラ 現地15:00Kick Off(日本時間23:00)

’18-’19 SERIE A

25試合 10勝6分9敗 勝点36 得点41 失点32 得失点差+9 現在 10位


2018-19 SERIE A 第24節 Inter 2-1 SAMPDORIA 3連敗・・・

2019-02-25 19:53:39 | ほぼ週刊サンプ通信 '18-'19

SERIE A 第24 2/17(日) 18:00@ジュゼッペ・メアッツァ(ミラノ)  主審:ドヴェーリ氏(Roma1出身)

サンプドリア 1-2 インテル

             (前半0-0)

・後半28分インテル[1] ダンブロージオ

・後半30分サンプドリア ガッビアディーニ[2]

・後半33分インテル[2] ナインゴラン

↑↑©tuttomercatoweb.comより

 このバカのプレーを観ずに清々したが・・・・

試合は前節とは違って、サン・シーロでも堂々戦った。しかし結果には結びつかず。痛すぎる3連敗・・・

【試合前はこんな感じでした~】

 さて2連敗中、しかも前節はホームで19位フロジノーネに負けと醜態をさらしたサンプ。一方のインテルは3位ではあるがコッパイタリアではラツィオ相手にPKで敗退。そして3日前のヨーロッパリーグのラピド・ウィーン戦では、契約で揉めてるキャプテンの逆賊バカルディがベンチから外されるという素晴らしいゴタゴタを巻き起こしている。アウェイのインテル戦ではここ21年間で1回しか勝ってない・・・苦手な相手だが、その内紛を上手く突きたい物だ。しかも中2日だし。ジャンパオロになってからのインテル戦は、一昨年は2戦2勝、逆に昨年が2戦2敗。つまりスパレッティになって変わってしまったと言う事か。今季のホームでの試合は試合終了残り10秒で1点決められて負けた・・・

⇒https://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/26c4c8553e0640ede7299fe92e15d21d

以下が直近8試合↓↓

  1. 2018/09/22 SAMPDORIA 0-1 Inter
  2. 2018/03/18 SAMPDORIA 0-5 Inter
  3. 2017/10/24 Inter 3-2 SAMPDORIA 
  4. 2017/04/03 Inter 1-2 SAMPDORIA
  5. 2016/10/30 SAMPDORIA 1-0 Inter
  6. 2016/02/20 Inter 3-1 SAMPDORIA
  7. 2015/10/04 SAMPDORIA 1-1 Inter
  8. 2015/03/22 SAMPDORIA 1-0 Inter

 ここ3年間、8試合では3勝4敗1分けで悪くはない。インテルとサンプの両クラブ間での移籍は近年非常に多く、かなり因縁の対決となる。まず筆頭には憎きイカルディ、その他にもシュクリニアールラノッキア、そしてGKの2人ベルニパデッリもサンプ経験がある。エデルはいなくなってしまったが・・・一方サンプにいた元インテル勢も昨シーズンまでで一気にいなくなった。GKヴィヴィアーノ、DFシルヴェストレ、ドド、MFリッキー・アルヴァレス。FWボナッツォーリもレンタルに出たまんまなので、現在サンプにいるのはカプラーリだけか?マンチョが創り出したこのパイプ。そろそろ次の有望な選手が来て欲しいものだ。


  さてサンプはジャンパオロの4-3-1-2。引き続き怪我人や移籍した選手、出場停止も含めてかなり層が薄くベンチ入りは21人。まずムッルーが出場停止から戻ってきた。しかしカプラーリバッレートは長期離脱中。バッレートはもうすぐらしいが。さらに週中の練習でラミレスヤンクトが怪我して不在。そこでベンチにはプリマヴェーラからこの日19歳の誕生日を迎えた”ジェノヴァのジダン”(←アルジェリア出身のフランス人だから私が勝手に呼んでいるだけ)こと”Bahlouli=バーロウリ”が嬉しい初招集を果たした。まずCBトネッリvsコリーは久しぶりにトネッリ。約1か月ぶりにアンデルセンと先発コンビを組む。右はすっかり治ったベレシンスキ。MFではエクダルをPLAYに、プラートリネッティのレギュラー陣。そしてトップ下はラミレス不在でサポナーラが先発。2トップは前節ガッビアディーニがあまり目立たなかったので、サブスタートだったデフレルがスタメンに復帰。元インテル勢は不在だがカプラーリ

SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ

クアリアレッラ(cap)デフレル

     サポナーラ(74分ガッビアディーニ)

リネッティ   プラート

    エクダル(81分ヴィエイラ)

ムッルー       ベレシンスキ(81分サーラ)

  アンデルセン トネッリ

      アウデーロ

ベンチ:GKラファエル、ベレッツ DFコリー、タヴァレス、フェラーリ

MFバーロウリ FWサウ

ーーーーーーーーーーーーーー

 一方のインテルはスパレッティ監督の4-2-3-1。GKは相変わらずのハンダノヴィッチ。DFは右からダンブロージオ、デフライ、シュクリニアール、ダウベルト。MFはガリアルディーニブロゾヴィッチのダブルボランチ。2列目は左にペリシッチと右に新加入のポリターノ。共に逆足が利き足で、カットインしてシュートを狙う今はやりのウィングっぽい配置。真ん中はやんちゃ坊主のナインゴラン。そしてFWは憎きイカルディが不在で10番のラウタロ・マルティネス。前線の4人とDFデフライ、そしてGKは3日前のELでも先発していた。先ほども言ったが元サンプ勢はたくさんいる。憎きイカルディ、シュクリニアール、ラノッキア、そしてGKの2人ベルニパデッリ。そして監督のスパレッティ。彼は1998-99のサンプB落ちの立役者だ

Inter(4-2-3-1):監督ルチアーノ・スパレッティ

     マルティネス

ペリシッチナインゴラン ポリターノ

    (89分ベシーノ)(68分カンドレーヴァ)

 ガリアルディーニ ブロゾヴィッチ

 (60分J・マリオ)

ダウベルト      ダンブロージオ

  シュクリニアール■ デフライ

    ハンダノヴィッチ

ベンチ:GKパデッリ DFラノッキア、アサモア、ミランダ、セドリック

MFボルハ・バレロ FW - 

備考:芝状態良好

★日曜18時に行われたポスティチポ。サン・シーロの3階にはかなりドリアーニも来ていた。マイクの位置の正もあるかもしれないが、サンプファンの応援歌もかなり拾われていた


<あらすじ>

ハイライト動画⇒https://www.youtube.com/watch?v=TcBDpjnnMiI&feature=onebox

 アウェイのサン・シーロでの戦い、しかも2連敗中と言う事で守勢に回るかと思っていたサンプだが、かなり前半から積極的な攻めを見せる。スピーディーでオープンな展開。カウンター合戦の様相を呈した。特に前半の後半はサンプ良かった。インテルはファールが多くて、前半から早くもイエロー3枚。そんな前半で点を取れなかったのは悔やまれる。そんな事をしていると、GKアウデーロが敵のシュートをちょびっとトンネルしかけてヒヤッとしたり、ロスタイムにはゴールを割られるがそこはオフサイドで取り消し。

ロスタイム2分。結局そのまま0-0で前半終了

 ポゼッションはサンプ11分45秒:インテル13分07秒。サポナーラが結構よく、前半何本もチャンスを作ったが

後半両チーム共にスタートから選手の交代は無し。開始直後にリネッティのスルーパスからデフレルが大チャンスを迎えるが、利き足ではない右足のシュートはGKハンダノヴィッチに防がれる。逆に54分には左サイドからペナ内をペリシッチにえぐられラストクロス。しかしシュートをムッルーとアンデルセンが身体を張ってブロック

均衡破れない中59分にインテルは戻ってきたホアン・マリオを投入して攻撃的に。しかし逆に66分にムッルーが左から良いクロス⇒距離は有ったがゴールをとらえたクアリアヘッドは再びハンダノナイスセーブ。71分はラウタロのスルーからフリーのペリシッチのシュートはアウデーロがお返しのファインセーブ。このように一進一退の攻防が続くが、ついに均衡が破れる

後半28分 ダンブロージオGoal:0-1 

→右から左に振られた後、ペリシッチがペナ内からクロス⇒飛び込んできたDFダンブロージオがボレーで押し込む・・・先制を許す・・・ダンブロージオはDFのクセにサンプ戦は良くゴールを決める

 

 

後半30分 ガッビアディーニGoooooL:1-1
→先制されて投入されたばかりのガッビアが大仕事!クアリアレッラからリネッティへのパス⇒リネッティがDFにつぶされる⇒シュクリニアールがクリアしきれずに味方に当たってこぼれる⇒そのボールをガッビアディーニがどさくさに紛れてかっさらって、シュートを流し込む!ファーストタッチで貴重な同点弾!!

 

 

↑↑©sampdorianews24より

 

 

後半33分 ナインゴランGoal:1-2 

 

→右からのCKをヘッドでクリア⇒ナインゴランがこぼれ球をダイレクトで右足、たたきつけるボレー・・・再び勝ち越される

 

↑↑©inter.itより

反撃を試みるサンプだが、あと一歩およばず

ロスタイム5分。そのまま試合終了、1-2・・・

(ポイント)

・ポゼッションはサンプ24分39秒:インテル28分48秒 

・シュート数はサンプ13本(枠内2本):インテル17本(枠内6本)

・前節に比べると良く戦ったが、決定力不足が深刻化してきた

デフレルは守備もよくやり頑張ってるが・・・逆にそれが点を取れない要因のような気もする。タイプは違うが昔のオカカを見てるよう

・この日のイエローでリネッティが次節出場停止

ガッビアディーニはこうやってどんどん結果を残していくしかない。それがそのうち、本当の結果に

・コリーにスタメンを取られていたトネッリが燃えていて、この日は良かった

↑↑©il messaggeroより

・サンプが3連敗と足踏みしてる間に、ピョンテク加入で調子を上げているミランが勝点を42まで伸ばして4位とは少し差ができてしまった。フィオレンティーナにも抜かれて10位に後退。しかしまだまだ諦める勝点差ではない。前節のホームでの情けない負けに比べればよっぽど内容は有った。これをホームに帰ってカリアリ戦で結果として出さないと!

Foooooooorza Saaaaaaamp!!

次節:セリエA第25節 2019年 2/24(日)カリアリ@ジェノヴァ 現地12:30Kick Off(日本時間深夜20:30)

’18-’19 SERIE A

24試合 9勝6分9敗 勝点33 得点40 失点32 得失点差+8 現在 10位


2018-19 SERIE A 第23節 SAMPDORIA 0-1 Frosinone しょうがないじゃ済まされない!

2019-02-16 23:04:39 | ほぼ週刊サンプ通信 '18-'19

SERIE A 第23 2/10(日) 15:00@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)  主審:マリネッリ氏(Tivoli出身)

サンプドリア 0-1 フロジノーネ

             (前半0-1)

・前半25分ナポリ[1] チョファニ

↑↑©eurosportより

100歩譲って前節2位のナポリ相手にアウェイで敗戦はしょうがない。しかし例え相手の枠内シュートがたった1本だけだったとしても、ボールポゼッションが70%だったとしても、ホームで19位に敗戦はしょうがなくない油断以外の何物でもない

【試合前はこんな感じでした~】

 さて、前節の負けをすぐホームで取り返したサンプ。相手は今季まだ2勝しかしていない19位、しかも前回のアウェイでの対戦で5-0で勝っているフロジノーネ。ナポリのデ・ラウレンティス会長に、「フロジノーネがセリエAにいる意味がわからない」と酷いことを言われてしまったクラブだ。しかし前回9月に対戦した時からは監督が代わってる。16試合を終えた時点で1勝5分け10敗の19位で、そこでモレーノ・ロンゴ(42)が首を切られてマルコ・バローニ(55)へ。バローニは、2016年に就任したベネヴェントでセリエB昇格プレーオフを制してクラブを史上初のセリエA昇格に導いた。しかし、初挑戦となったセリエAでは、開幕から敗戦を重ねてセリエAワースト記録となる開幕9連敗を喫すると、2017年10月に解任されフリーとなっていた。

 ⇒https://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/92f5445dae030fc121a55f70fd5cf7f0

ちなみにフロジノーネとのセリエAでの通算対戦数はまだわずか3回。3年前にアウェイで0-2で負け。しかしホームでは2-0で勝っている。そして前回アウェイで5-0勝ちと言う事で、通算2勝1敗。 


  さてサンプはジャンパオロの4-3-1-2。引き続き怪我人や移籍した選手、出場停止も含めてかなり層が薄くベンチ入りは21人。まずムッルーが出場停止。カプラーリバッレートが怪我でいない。その影響でまず左SB、”ドド2世”のありがたくないレッテルを剥がそうと頑張ってるタヴァレスがついにセリエA初スタメン。そしてCBトネッリvsコリーは再びコリー。私は実力で選ばれていると思っているが、ジェノヴァでは

「レンタルで獲得しているトネッリの買い取りオプションに、20試合以上出場したら自動買い取りと言う契約が含まれていて、サンプがトネッリを高額で買い取りたくないので最近干し始めた」と言う噂がまことしとやかに流れている。うなずける話ではあるが・・・。右はすっかり治ったベレシンスキ。MFではエクダルをPLAYに、プラートが出場停止から帰ってきて、リネッティが本来の左に。前節あまり良くなかったラミレスに代わってサポナーラがトップ下で先発。2トップはついに復帰後初先発でガッビアディーニクアリアレッラとコンビを組む。元フロジノーネはいない

SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ

クアリアレッラ(cap)ガッビアディーニ(57分デフレル)

     サポナーラ(56分ラミレス)

リネッティ   プラート

    エクダル(74分サウ)

タヴァレス       ベレシンスキ

  コリー  アンデルセン

      アウデーロ

ベンチ:GKラファエル、ベレッツ DFサーラ、フェラーリ、トネッリ

MFヴィエイラ、ヤンクト FW -

ーーーーーーーーーーーーーー

 一方のフロジノーネはバローニ監督の3-5-2。GKは昨季フィオレンティーナの正GKだった実力者のスポルティエッロ。DFは元サンプのポーランド人サラモンを中心に、右がゴルダニーガ。左はベテランのカプアーノ。3バックと言っても実質5バックに近かったが、右WBはサンプに戻ってきて欲しいザンパーノ。左WBはベゲット。中盤は全員ボール奪取に優れてるトリオ。マイエッロをレジスタに、その前をカッサータとガーナ代表のチブサーが固める。FWはキャプテンのチョファニを起点に、その相棒は左利きのチャーノ元サンプ勢はザンパーノ、サラモン、クラインツ、サンマルコと非常に多い。もう一人いた元10番のソッディモはクレモネーゼに冬移籍してすでにいない。あとはサンプも狙っていたMFヴィヴィアーニがSPALから移籍して来てた。

フロジノーネ(3-5-2):監督マルコ・バローニ

 チョファニ(cap) チャーノ

          (78分トロッタ)

 カッサータ  チブサー

 (73分ゴーリ) 

    マイエッロ

ベゲット      ザンパーノ

 カプアーノ  ゴルダニーガ

     サラモン

   スポルティエッロ

ベンチ:GKイアコブッキ DFモリナーロ、ヴァルツィアーナ、クラインツ、ヴェルデ

MFサンマルコ、ヴィヴィアーニ FWパガニーニ、エッリコ、ピナモンティ

備考:年間チケット保有者数17.057枚(1試合平均170.851euro),有料入場者数1.880人;芝状態そこそこ

↑↑©picomicoより

↑↑©primocanaleより

★日曜レギュラータイムに行われた試合。この日はSUDのウルトラ”FEDELISSIMI”、の主導でBlucerchiati傘を使ったコレオグラフィア。傘、欲しいなw

サンプはホーム4連勝中。そして10試合で勝点20を稼いでいたが・・・


<あらすじ>

ハイライト動画https://www.youtube.com/watch?v=6OFbWqlqfqA&feature=onebox

 さすがにホームのサンプが圧倒的にボールを持つが、実質5バックでかなり引いて守るフロジノーネ守備陣に手を焼く。フロジノーネは亀のように守り、そこから2トップにロングボールを放り込み、チョファニがヘッドで競り勝って裏にすらしてチャーノが狙う形を徹底。そして一瞬の隙をつかれて

前半25分 チョファニGoal:0-1 

→右から左、そして左から右へ大きなサイドチェンジで振られ⇒右サイドのペナ内からゴルダニーガのすごい速さのグラウンダーの折り返しをチョファニが合わせてゴール・・・先制される・・・

↑↑©telenordより

反撃を試みるサンプだが、あまり創造性に富んだ攻めが繰り出せず。36分にはクアリアレッラの惜しいボレーがあったが、決定的なのはそれぐらいか

ロスタイム0分。そのまま0-1で前半終了

 ポゼッションはサンプ18分33秒:フロジノーネ8分38秒。ポゼッションは圧倒しているが・・・点を取られたのもそうだが、嫌な感じの前半だ

後半のスタートから選手の交代は無かったが、サンプは左右MFのプラートとリネッティの位置を入れ替える。しかしそれほど効果は見られず。56,57分にはいつもの交代。トップ下のラミレスとFWデフレルを投入。サンプ初先発となったガッビアディーニは残念ながらノーインパクトに終わった。さらに74分には最後のカード。いよいよサンプデビューとなったFWサウを投入

↑↑©il secolo XIXより

4-2-3-1にフォーメーションも変化。リネッティとプラートをダブルボランチにして、クアリアレッラの下をデフレル、ラミレス、サウが支える形。しかし相変わらずイマジネーションに乏しい攻撃は大したチャンスを作れず。左CKのラミレスが蹴ったボールをコリーがヘッドで合わせたのが一番惜しかった。

ロスタイム5分。そのまま試合終了、0-1・・・

(ポイント)

・ポゼッションはサンプ39分00秒:フロジノーネ16分56秒 

・シュート数はサンプ11本(枠内7本):フロジノーネ3本(枠内1本)

・70%を超えるポゼッション。しかしサッカーはボールを保持するゲームではない

・アウェイで5-0で勝った相手に、ホームでなぜ負ける?

・枠内シュート1本で勝ったフロジノーネ。素晴らしいゲームプランと勝利だった

・こんな事をやっていては到底ヨーロッパリーグとか無理

・左SBタヴァレスは及第点か。悪くは無いが、変な遠慮がみられる気がする。おそらくもっとドリブルで突っかけるタイプだと思うが、相当ジャンパオロに守備に関して言われて、縮こまっているのではないか?

↑↑©passioneinter.comより

・まず、セリエAは昔から簡単な試合は無い。これはプレミアやリーガと比べても顕著。下位チームも異様な頑張りを見せる事が有り、このような取りこぼしは特にサンプは良くしてきた。だからビックリでは無いが、ELを目指すチームとしてはやってはダメ。こういう試合で取りこぼしては順位は作れない。やはり試合前から油断があったと思うし、あの攻めのクオリティではとてもヨーロッパなんて・・・

・もう一つ、最後の攻めかた。ジャンパオロはスピードとテクニックがあるFWが好みで、事実活躍してきたパワータイプのサパタもあっさり放出したし、コフナツキもあまり出番を与えずに去っていった。それは良い。そして今いるFW、クアリアはおいといてデフレル、サウ、カプラーリ、ガッビアディーニ、みんなパワーでは無い。だったら、なぜ最後の10分間前線に放り込んでのパワープレーをやる?そういうサッカーを拒否してきたチームでしょ?最後の最後まで細かくつないで崩すサッカーを貫いて欲しかった。

 さて次はアウェイでインテル戦。厳しい戦いではある。これがあるから余計このフロジノーネには勝っておきたかった。まぁ今更四の五の言ってもしょうがない。朗報も一つ。我らが仇、”バカルディ”が偉大なるアバズレの”ワンダフル・奈良”の活躍のおかげで、先日のELからベンチを外れ、このサンプ戦もおそらく出てこないだろう。このゴダゴタ騒ぎを上手くつくしかない。サンプもさすがに反省しただろうから、強豪相手に見せる集中した試合を期待して。あと、エクダルが実は昔アウェイのインテル戦でハットトリックした事がある(カリアリ時代)。今のプレースタイルからはあまり想像できないが。奇妙な縁か、その試合でもう1人ゴールを決めていたのがサウさぁ、そろそろガッビアディーニの爆発を期待しよう

Foooooooorza Saaaaaaamp!!

次節:セリエA第24節 2019年 2/17(日)インテル@ミラノ 現地18:00Kick Off(日本時間深夜2:00)

’18-’19 SERIE A

23試合 9勝6分8敗 勝点33 得点39 失点30 得失点差+9 現在 9位