保存版 サンプドリア'11-'12 完全選手名鑑

2011-09-28 20:23:37 | 保存版 サンプ名鑑

8月が終わり、夏のメルカートが終了した。当初ずっとフォーメーションは3-5-2が中心だったが、移籍期限最終日にフォッジャを獲得したことにより4-4-2に移行。ただ左サイドバックが上がる事によって、フレキシブルに3-5-2にも移行できるようなシステムである。

 スタメンの驚きは、弱冠19歳のユース上がりのオビアングがレギュラーを取りそうなこと。ポーリ、ティッソーネを放出しこの若者にパロンボキャプテンの相棒を任せる。サイドハーフは、去年1年間怪我で棒に振ったセミオーリとパダリーノが今年は元気。新加入のフォッジャ中心にサイドハーフを争う。DFはガスタルデッロがけがで出遅れている為、コスタ中心。ただGKのロメロ加入は大きい。FW陣はベルターニとポッツィを軸に展開。フラーキ&バッツァーニのようになれるか

11-12  Formazione
       

 

       22ベルターニ 9ポッツィ                
    (32マッカローネ)(90ピオヴァッカーリ) 
                (19フォルナローリ)

 

                                                             
77セミオーリ               10フォッジャ
81ベンティヴォリオ)         (4パダリーノ)  
                        (11コマン)
   17パロンボ(Cap) 14オビアング
   (23デッセーナ)  (21ソリアーノ)

 

7カステッリーニ             6ヴォルタ   
(18ラツコ)               (33リスポーリ
      3コスタ   28ガスタルデッロ                                                                      (5アッカルディ)     (35ロッシーニ)

            20ロメロ
          (1ダ・コスタ)                                                              (44フィオリッロ)

赤字=新戦力

新戦力

Paolo Castelllini パオロ・カステッリーニ (左SB)←ローマ

出身: Brescia

生年月日:25/03/1979

身長: 184 cm

体重: 78 kg

長年、サンプが獲得するという噂があったり、同名の名(迷?)ディフェンダーがサンプにいたことからあまり新鮮さは感じない新戦力。左足からの正確なクロスが売りで、安定感はある。強豪も含めて様々なクラブを渡り歩いていて、経験も豊富。ただキャリアピークになるはずのベティス時代に大けがをしてしまった為、代表常連まではなれなかった。ラツコと左SBを争うことになるか?

Andrea Rispoli アンドレア・リスポーリ(右SB) ←レッチェ

出身:Cava de' Tirreni (Salerno)

生年月日:29/09/1988

身長: 187 cm

体重: 78 kg

アッツォーリが若いころから(まだ若いけど・・・)欲しがっていた右SB。サンプ往年の名選手「ファウスト・サルサーノ」と同郷。若いころFWをやっていた経験も有り、得点力もある。愛称は”RUSPA”=「トラクター」。サイドバックとしては大柄で、どすどすアップダウンを繰り返すところから。

Federico Piovaccari フェデリコ・ピオヴァッカーリ(FW)←チッタデッラ

出身:Gallarate (Varese)

生年月日:01/09/1984

身長: 181 cm

体重: 77 kg

23得点で去年のセリエB得点王。様々な形から得点を獲れるセンターフォワード。愛称は”Pifferaio"=ファイフ(小型の横型フルート)奏者。点を取った後のフルートを吹く真似のパフォーマンスから。

Cristian Bertani クリスティアン・ベルターニ(FW)←ノヴァラ

出身: Legnano (Milano)

生年月日:14/03/1981

身長: 171 cm

体重: 71 kg

セリエAに昇格したノヴァラの立役者。センシービレが一緒に引っ張ってきた形だ。彼とは1998年のコモ時代からの長い付き合い。センターフォワードタイプのピオヴァッカーリと対照的に、どちらかと言えばその周りを走るセカンドストライカータイプ。彼との補完性は良いと見える。愛称は”Diavolo"=「悪魔」。普段は温厚だが、試合中は豹変し点を取りまくる。

Andrea Costa アンドレア・コスタ(DF)←レッジーナ

出身: Reggio Emilia

生年月日:01/02/1986

身長: 182 cm 体重: 73 kg

セリエAに昇格したアタランタとの練習試合。終了間際に1点取られて敗れはしたものの内容的には互角。DF陣はガスタルデッロを怪我で欠いたものの、意外と安定していた模様。前半はセミオーリとパダリーノを右サイドで併用して3-4-3を初めて試した。攻撃の際は後ろからしっかり組み立て、守備の時は前線から激しくプレスをかけるというミステルの意向を少しは反映できた模様

Sergio German Romero セルジオ・ロメロ(GK)←AZ(オランダ)

出身:アルゼンチン

生年月日:22/02/1987

身長: 192 cm 体重: 87 kg
  ついに正GKの加入が決定。しかも大物現役バリバリのアルゼンチン代表正GK”セルジオ・ロメロ”W杯2010でもレギュラーをつとめていた。しかも、若いしそんなに高くないし。よくセリエBのサンプに来たな、というぐらい。背番号は20番。        

Simone Bentivoglio シモーネ・ベンティヴォリオ(MF)←キエーヴォ

出身:Pinerolo(Torino)

生年月日:29/05/1985

身長: 184 cm 体重: 79 kg

 サンマルコとの交換でキエーヴォから獲得。アッツォーリが3-5-2のトップ下っぽいMFとして熱望していた選手だ。今回の交換相手のサンマルコが以前、キエーヴォからサンプに移籍した後釜として頭角を現した選手で、その後監督によってトップ下やセントラルMFやサイドMFをやらされたが、ある程度どのチームでも出場していた。強烈なミドルシュートも兼備する。

Pasquale Foggia パスクァーレ・フォッジャ(MF)←ラツィオ

出身:Napoli

生年月日:03/06/1983

身長: 168 cm 体重: 64 kg

 ”小さな巨人”を地で行く選手。左足から高精度のキックを備え、ドリブルも速い。メッシのちょっと弱い版みたいな選手。サンプでの背番号は10。期待は大だが、心配は怪我。右サイドハーフから切れ込んでのシュートを得意とする。あとトップ下やセカンドトップとしても機能。

放出選手

  • FWビビアニー⇒パルマ
  • FWマケダ⇒マンチェスターU
  • MFポーリ⇒インテル
  • MFマンニーニ⇒シエナ
  • MFグベルティ⇒トリノ
  • DFザウリ⇒ラツィオ
  • DFツィーグレル⇒ユーヴェ
  • DFルッキーニ⇒アタランタ
  • DFカッチャトーレ⇒ヴァレーゼ(レンタル)
  • DFスタンケヴィチウス⇒ラツィオ
  • DFマルティネス⇒ブレッシャ
  • DFペルティコーネ⇒リヴォルノ
  • GKクルチ⇒ローマ

ポーリを最後の最後にインテルにとられた。しかしパロンボ、ガスタルデッロの代表組は残留。ガスタルデッロは意外だった。グベルティは意外と買い手がつかずBのトリノへ。


世界最凶リーグ セリエBwin 第6節 快勝

2011-09-28 14:10:01 | ほぼ週刊サンプ通信 '11-'12

SERIE bwin 第6節 @ベルガモ

サンプドリア 3-1 アルビノレッフェ

フォッジャ 前半35分:ペナわずか外の直接FKを左足で壁の上を巻いてゴーール。サンプ移籍後初得点!!

ベルターニ 後半7分:右サイドをフィジカルを生かして深くえぐったパダリーノの完璧なクロス。これをベルターニがダイレクトで合わせ追加点。

マッカローネ(PK) 後半14分:ベルターニが倒されて得たPK。マッカローネが叩き込み、今季初ゴール

 SAMPDORIA                       

           4-4-2             

   ベルターニ  マッカローネ(70分ピオヴァッカーリ)

セミオーリ            フォッジャ   

 

    オビアング パロンボ(Cap)                              

カステッリーニ           パダリーノ(77分ヴォルタ)                                                                                 

     アッカルディ  コスタ                            

         ロメロ(55分ダ・コスタ)

ベンチ:コマン、フォルナローリ、デッセーナ、ベンティヴォリオ

 4-4-2にしてから3試合目。この日のサプライズは右SB。ずっとレギュラーのDFヴォルタではなく、本職はサイドハーフ、どちらかというと攻撃的なパダリーノを先発で起用。そのパダリーノがドリブルで右サイドをえぐって生まれたこの日の2点目は、間違いなくヴォルタでは生まれなかった点で、この起用は一応あたったと言えよう。ただディフェンスの場面では明らかに本職に比べると見劣りする感じで、今後の起用が注目される。

 

 試合は相手の先制点がオフサイド(無いっぽかった)で取り消される幸運にも恵まれ、ピンチもあったが、終始サンプに都合の良いように展開。フォッジャ、マッカローネと重要な人物達に初ゴールも生まれたのは大きい。特にマッカローネは、この得点で再スタートが切れると自分でも認めている。サンプティフォージもマッカローネの事を糾弾するのは止め、認め始めた模様。

 

 ただ、GKのロメロが足首を怪我してしまったのと、ピオヴァッカーリがPKを再び外してしまったのが気がかりな点。次節はトリノとの大一番。セリエBの中では屈指の好カードだ。敵は元サンプのヴェントゥーラ監督が率いており、去年サンプで活躍したグベルティがいる。ここまで4勝2分と好調を維持しており、好試合が予想される。ポッツィが怪我で離脱している為、次節もベルターニの相棒はマッカローネ・ピオヴァッカーリ・フォルナローリの中から選ばれるであろう。

 

 ついに2011-12版名鑑、更新

’11-’12 SERIE B  6試合 勝点12 3勝3分0敗 得点 14 失点 4 4位

Fooooooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp