今年もいよいよBARDONECCHIAキャンプが始まった。[7/13~7/28] ピエモンテの北西部、フランスとの国境の涼しいところだ。
その後、今年はハンガリーに行くらしい。候補に挙がっていた中国じゃなくて良かった。なんか商業的な意味合いが強くなって、あんまりキャンプとしては実りのあるものにならなそうだから。ただ中国なら観にいけたかもしれないけど・・・もはや中国と比べると、日本はマーケットとして興味がある場所では無いという事であろう。95-96シーズンのサマーキャンプで、サンプが日本遠征を行い、ガンバやヴェルディと対戦したのが懐かしい。
そんなこんなで、まだ完成ではもちろん無いがここまでのメルカート情報をまとめてみた。とりあえず第1弾!!
まずはもう冬の時点から決まっていたFW「MAURITO ICARDI」のインテル移籍。結果的に1300万ユーロぐらいになった模様。シンデレラボーイは次のステップへと進む。まずサンプのメルカートは、この金が軸になるだろう。
続いてレンタルバックの中から重要な選手を2人。2人ともレンタルのセリエBのチームで昨年大活躍した選手だ。一人目はクロトーネで3シーズン活躍したMF「Mirko Eramo」。2008-09シーズンにレンタルに出されて以来、5年ぶりの帰還。昨シーズンは41試合7得点。もう一人はDF「Vasco Regini」。こちらは3年ぶりにサンプに帰ってきた。昨シーズンはエンポリで41試合1得点。左利きのセンターバック/左サイドバック。攻撃力はまだ乏しいが、ディフェンス力は定評がある。3バックの左CB候補か?
さらにレンタルバックが何人か。ヴィチェンツァから左SB、WB「Zsolt Laczko」。リヴォルノからMF「Savvas Gentsoglou」。あとはGK2人、リヴォルノから「Vincenzo Fiorillo」と「Andrea Tozzo」。彼らはただ再びレンタルないしは出される可能性が高い。
FW「Gianluca Sansone」を共同保有の形でサッスオーロから獲得。貴重なFWの駒として認められた。代わりにDF「Jonathan Rossini」がトレードのような形で共同保有でサッスオーロへ。
そして純粋な獲得選手。マンチェスターUからセンターバック「Michele Fornasier」を獲得。16歳でマンUに青田買いされた、長身・強靭なCB。まだ19歳と先行投資的な意味合いが強い。マンUからのイタリア人はマケダを思い出すが・・・
純粋な獲得選手第2弾。ポロニア・ワルシャワからサイドハーフ「Pawel Wszolek」を獲得。まだ21歳だが、すでにA代表歴も有る身体能力に優れたウィンガー。この後に続くサロモンと共にサンプにとって初のポーランド人選手となる。イタリアに馴染めるか、そしてウィンガーがロッシ監督の3-5-2のウィングハーフに馴染めるか。興味は津々だ。
これが今のところ一番のヒットか。FW「Manolo Gabbiadini」をユーヴェから共同保有の形で獲得。レギュラーFW候補だ。長身の左利きCF。22歳だがすでにイタリア代表にも選出。イタリアそしてサンプ期待の星だ。昨年はボローニャで準レギュラー。30試合で6得点。課題は決定力とみた。彼がモンテーラデビュー時みたいにブレイクすることを願う。代わりにユーヴェニは、昨年Bのアスコリで名を挙げた「Simone Zaza」が完全移籍で行く。おそらくそこからレンタルに出されるだろうが。