短歌

色づきて
舞い落ちたる
この落葉
車の後を
追いかけて行く




むらさきの
花を咲かせて
ヤブランよ
艶やかに実り
秋を賑わす




道沿いに
花を咲かせる
タンポポよ
季節はずれに
何を思いてか



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秋の実 ②

桑の木の
間に顔を
覗かせた
可愛いこの花
檀弓（まゆみ）という実



小さめの
実のなるこの木
杉の木だ
いずれは花咲き
花粉を振りまく



艶やかな
この赤き実は
梅もどき
鳥に食され
何処迄行くか



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秋の実

雨に濡れ
紫式部
白式部
紫の実が
落ちつきており



袋から
黒い顔を
覗かせて
今に溢れそうな
ニラの種子なり



艶やかに
輝きており
ウドの実は
白き花より
実りて来たり



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秋

秋深く
尚一層に
輝けり
マリーゴールドの花
色鮮やかに




秋の日に
ランランと咲きほこる
鉢植えは
ワインレッドの
菊の花なり




苔むした
古き原木に
クリタケよ
よくぞ生まれて
きてくれました



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短歌

ビーバーで
草刈をする
夫を見
まだ健在と
ただただ嬉し



秋風に
あたまを垂れて
ススキの穂
ガンバガンバと
応援するよに



透けるよな
淡い黄色の
月見草
爽やかな秋
風に揺らいで




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秋分の日

彼岸花が綺麗に咲いていたので、
つたない短歌を詠んでみました。
というよりは五、七、五、七、七を
並べてみました。

彼岸花
今を盛りと
言うように
行く夏愛おしと
言わんばかりに



白い花
風にゆらいで
ほんのりと
香り漂わす
秋明菊



稲の穂が
こうべを垂れて
まさに今
収穫してと
言わんばかりに



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