日記

私は毎日日記を書いている。

もう30年以上になると思う。

この頃じぃじが書いていた日記を読んでいる。

じぃじの日記はその日行った事だけが書いてあるが、自分の日記と読み合わせて｢そうだった、昨年の今日これをしたんだ｣と鮮明に思い出される。

じぃじは亡くなる一週間前には力が無くなって来て上手に字が書けなかった。

それでも一生懸命書いていたのがわかる。

読めない字に思わず涙が出た。

初収穫

雨が続いていたので畑の草が伸びていないか気になる。

畑に行ってみたら土が乾いていたので草削りが出来そうだ。

家庭菜園のトマトの木は大きくなったが、キュウリ、ナスの木は小さかった。

いつ収穫出来るだろうかとよくよく見てみたらナスやキュウリがなっていた。

初なりだ、早速採った。

｢じぃじ私が初めて一人で作ったナス、キュウリが採れたよ｣と

思わず遺影に話しかけ仏壇に供えた。

じぃじも喜んでくれているかな。

さだまさし

最近テレビで、さだまさしさんの｢償い｣という曲について放送していた。

内容は

ある裁判で裁判官が被告人の少年2人に｢君たちはさだまさしの｢償い｣という歌を聞いたことがあるだろうか、この歌の歌詞だけでも読めばなぜ君たちの反省の弁が人の心を打たないかわかるだろう｣と言ったという話だった。

さださんの歌は結構好きだがこの話は知らなかった。

娘に話したら｢さださんは小説も書いているんだよ｣というので、図書館で｢解夏｣という本を借りてみた。

普段本をあまり読まないが、この本はとても読みやすく引き込まれ一気に読んだ。

歌や小説、さだまさしさんは色々な才能があってすごいと思った。

雨

草木の上にバシャバシャと雨粒の音

突然降り出した雨、本降りだ

畑の野菜を見た

シャワーを浴びて喜んでいるようだ

待ってました3週間ぶりの恵みの雨

今日梅雨入りした

緑のトンネル

ご近所さんが庭を荒らし放題で

、道路から一段高い所にある庭のアワブキが生い茂り道路まで垂れ下がっている

まるでトンネルのようだ

普段車で通ったりするには邪魔だと思っているが、

この季節には新緑がとても綺麗で清々しく感じる

日課の早朝ウォーキングの通り道だが、この緑のトンネルを通ると空気が透き通っているようでとても気持ちが良い

鳥の声

朝5時30分、清々しい散歩に出る

時々ウグイスが鳴いている

耳の奥まで透き通るようだ

カッコウも鳴く、これもまた透き通る声だ

カラスも電線に止まって体を前後させカァカァと鳴く

昼頃、庭にスズメが2羽遊びに来た

チュンチュンと飛び跳ねている

何を話しているのだろう

スズメ語が賑やかだ

夕方ホトトギスが遠くの方で鳴いている

キジもケーンケーンと鳴いている

これが田舎の1日なり

千の風になって

前にブログに書いたが散歩しながらお墓参りしてくるのが私の日課だ

その時墓石に触ると、つい涙が出てしまう

これを見ていた娘が｢千の風になって｣をYouTubeで聴かせてくれた

あらためて良い曲だと思った

じぃじは亡くなったけど魂は永遠にあり続ける

千の風になって大きな空を吹きわたり私を見守ってくれている

私の心の中で生き続けているじぃじに、ありがとうという感謝の気持ちを忘れずに

一日一日大切に生きていこうと思う