カメラを片手に

ソバの花

今朝は24.3℃と熱帯夜は免れたが、湿度が高く爽やかさはない。日中は厳しい
残暑の日差し、午後3時前に35.8℃となり、4日連続の猛暑日となった奈良。
      13時、34.2℃、51%

この先の天候ですが、発生した台風13号は、太平洋高気圧の張り出しが強く、
沖縄と奄美の間を抜け、中国へと向かうコースを取るようです。
その影響?三連休中日の日曜日は雨になるというが、それ以外は晴れの日で
35℃前後まで上がり、19日以降はやっと30℃前後まで下がという。

今日は「アメリカ同時多発テロ事件」が発生した日。合掌
イスラム過激派テロ組織「アルカイダ」総勢19人のテロリストによって旅客機
4機がハイジャックされ、現地時間午前9時前後(日本時間午後9時前後)に
ワールドトレードセンターとペンタゴンへ相次いで突っ込むというテロ攻撃が
あり、犠牲者は2977人(日本人24人含む)、負傷者も約25,000人以上の被害に。
全世界に衝撃を与え、その後の世界情勢を不安定化する分岐点となる。

さてNHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花はタデ科の「ソバ・蕎麦
原産地は現在、雲南省北部の三江併流と呼ばれる地域が有力視されている。
草丈は60-130cmで、茎の先端に総状花序を出し、6mmほどの花を多数つけ、
花の色は白、淡紅、赤、茎の色は緑、淡紅、濃紅で、鶏糞肥料のような臭いを
放つ。果実の果皮色は黒、茶褐色、銀色で、主に実を食用にする。
種まきをしてから70-80日程度で収穫でき、痩せた土壌やpH6程度の土壌でも
成長し結実する。        

日本には、弥生時代から焼き畑農法で利用され、5世紀には救荒食物として
栽培されていたようだ。            (Wikipediaより)
花言葉は救荒食物から「あなたを救う」

  
10世紀の漢和辞書「和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)」は「曽波牟岐(そばむぎ)」
の字を当てて、日本語としての読み方となる。
「そば=稜角」のある麦の意味で、後の「むぎ」を略す「そば」が定着。
なお漢字の蕎麦は「蕎」だけで「そば」の意味があるという。

国立公文書館デジタルアーカイブで和名類聚抄を探すが・・・
蕎麥 孟[言偏に先]食経云蕎麥 蕎音喬一音驕 和名曽波牟岐 
一云久呂無木性寒者也とあるはずなのですが・・・?
           国立公文書館デジタルアーカイブより

2001年『語源辞典 植物編』(吉田金彦/編著 東京堂出版)p139「そば蕎麦」
797年「『続日本紀』に、養老六年元正天皇が飢饉対策に蕎麦の栽培を命ず。
918年『本草和名』に「蕎麦、和名曽波牟岐」、『和名抄』に「蕎麦 曽波牟岐、
 性寒者也」とある。漢名蕎麦。異名クロムギ(黒麦)。」という記載がある。

奈良ではソバで有名な産地は桜井市の「笠荒神のそば畑」です。

             笠ソバのHPより

そして三大荒神さんの一つ「笠山荒神社」さん前にある「笠そば
地域での自家栽培し、石臼での自家製紛(当日分)を用いた手打ちソバ、
地域野菜を用いたお蕎麦がコストパフォーマンス豊かな値段で提供されます。
11月15日からより一層香り豊かな新ソバがでますので、待ち遠しいですね。

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