奈良の今朝の最低気温は24.9℃、熱帯夜を逃れたが爽やかさは微塵もなく、
日中は真夏の太陽に照らされ、最高気温は午後1時半過ぎの36.1℃、11日連続
の猛暑日に。でも東の春日奥山上空には入道雲が沸き立ち、奈良市東部の山間
部では3日連続の夕立となるようだ。この地域にも夕立が欲しいものです。
14時、34.6℃、52%
NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「サルスベリ」、中国南部原産の
ミソハギ科の落葉・中高木で、江戸時代に渡来したとされる。
和名サルスベリの由来は、幹の生長につれて、古い樹脂のコルク質がおち、
滑らかな樹皮ができれば、サルでも登れないと思われたからのよう。
別名の「ヒャクジツコウ・百日紅」の名のように、新梢を伸ばしながら枝先に
小さな花の集合体、花芽をつくり、7月から10月にかけて次々と開花する。
このことから花言葉は「雄弁」や「潔白」と。
1933年のこの日、奈良に縁のある詩人「青木はるみ」さん生誕90年です。
兵庫県生まれ、関西学院から大阪文学校、本名は晴美。
2022年5月20日に奈良市にて享年90歳で死去された。
小野十三郎に師事し、一主婦の立場から高度成長期の社会に眼をむけた詩を
つむがれた。1982年「鯨のアタマが立っていた」でH氏賞。
奈良市に移り、民俗芸能や祭りを題材にした詩集「大和路のまつり」も。
かなり不思議な「気持ち悪さ」を持った詩人との評価も・・・
"辛いことが続いても、淋しくても、一本の茶柱が立っただけで、何だか幸
せがやってくるような気がして"という発想で、こんな詩が・・・
食器 青木はるみ
湯呑み茶わんのなかに
月がでている
あおい雲がながれていて
白壁で囲まれたさみしい家の屋根に
数本の樹木が倒れかかっている
湯呑み茶わんのなかに
月がでている
あおい雲がながれていて
白壁で囲まれたさみしい家の屋根に
数本の樹木が倒れかかっている
小さな窓が
息をすうように 開いている
湯呑み茶わんのなかに
一本の茶ばしらが立っただけで
見知らぬ人の暮らしが
ふっと 浮かびあがるのだ
湯がほどよく冷め
朝になれば
絵のままの窓から
晴れやかな人たちが次々に
手をつなぎあって現れる
写真を撮りましょうね
と いったとたんに
野紺菊のように散らばって
笑いさんざめく 朝の
湯呑み茶わん
湯呑み茶わんのなかに
一本の茶ばしらが立っただけで
見知らぬ人の暮らしが
ふっと 浮かびあがるのだ
湯がほどよく冷め
朝になれば
絵のままの窓から
晴れやかな人たちが次々に
手をつなぎあって現れる
写真を撮りましょうね
と いったとたんに
野紺菊のように散らばって
笑いさんざめく 朝の
湯呑み茶わん
富山への帰省②
連れ合いの三姉妹夫婦揃って寿司屋で夕食、お酒もいっぱい頂き就寝。
翌日、月が替わり八月に入っても富山の暑さは異常です。
避暑を兼ね昼食を兼ねて、立山有料道路入口の桂台のお店で山菜を食べ、
称名滝に向かうことに。
今日は火曜日で、途中寄った「立山あるぺん村」も観光客の姿はなく、
ヤギさんにも無視され、烏骨鶏にまでも。
車に一台も会わずに到着した「ドライブイン剣」、金土日月が営業日でお休み
隣の「ルートカツラ」も金土日の営業だけと。
滝まで歩く気はなくなり、近所でお昼を探すがどこも火曜日が定休日でした。
富山市内まで戻り、
常願寺川大日橋近くに最近開店した「魚丸鮮魚店」へ。
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ドアを開ければ、干物等の海産物も販売されており、調理場が見えます。
奥へ進めば、飲食コーナーがあり、3席の4人掛けの椅子とカウンター席8席、カウンター越しには雄大な立山連峰を望むことができ、ビューポイントかも。
昨夜も富山の地魚を頂いたばかりなのに、平日20食限定のまかない丼990円
を注文するも、もう既に売り切れとでミニ海鮮丼(3種、つみれ汁と漬物)
1134円となりました。ちなみに5種は1490円、7種は1706円です。
まず先につみれ汁がきて、沸騰すればOKとのこと。
このつみれがあっさりしていて、あとから旨味がでてきました。
ミニ海鮮丼は、サス(カジキマグロ)、フクラギ、タイ、小さなバイガイ?も
魚屋さんだけのことはあり、新鮮でおいしかったです。
奈良ではこんな新鮮なお魚には出会えません。