マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

バッテリー動作

2008-01-27 18:03:03 | W-SIM
電池動作をさせるべく、昨年秋に買い置きしてあったLipoを使ってみることにしました。電池は充電完了時でも4V程度にしかなりませんので、普通の3端子レギュレータでは、ドロップが大きすぎて使えません。ドロップが0.3V程度ですむLDOがあればいいのではないかと想像しますが、手元には秋月モノしかないので、とりあえず手持ちのDC/DCコンバータを使います。また、充電にはMAX1555を使います。




部品は電池も含めて、いずれもSparkfunで調達してあったものです。じつは、OLIMEXのSAM7-H256もSparkfunで買ったものなので、ほとんどの部品をSparkfunで調達していることになりますね。バラの部品を買って自作するのが面倒なので、ボードを買って済ましています。手間と時間をお金で解決してしまおうというオジサン姿勢ですな。ハードの知識が無くても、ボードつなぐくらいの工作で済むので助かります。

DC/DCの出力は5Vなので、いったん昇圧したのを、SAM7-H256上のレギュレータで3.3Vに落として使うことになります。なんだかとっても無駄している感じです。DC/DCのボードには、出力電圧を設定しているチップ抵抗があるので、こいつを3.3V用の値に交換すればいいのですが、手持ちもないので、とりあえずは5V出力で始めます。ゆくゆくはLDOに入れ替えることにします。

電池の充電はMAX1555が全て面倒みてくれるので、おまかせです。USBと5V ACアダプタを使っての充電が可能になっています。リチウムポリマは、電圧が3V以下にならないように注意して使わなければいけないようなので、その管理は自分でやるしかありません。電池の出力電圧をAT91SAM7のA/Dを使って監視することにします(まだソフトはできていませんが)。
電池の電圧の方がA/DのVREFより高いことになりますので、電池の電圧は抵抗で半分にしたものをA/Dに入れています。



本体のボードにはまとまったスペースが無いので、別基板として電源部を作成して2階建てになってしまいました。うーん、これじゃ充電中を示すLEDが見えないなぁ。これまで給電のためにUSBのひも付きだったのが無くなったので、すっきりしてきました。