マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

USB3300をつなげた

2017-05-14 10:40:51 | Weblog


eBayで購入してあったUSB3300 PHYをようやくとNucleo-F466REに接続。
PHY用のULPIに割り当てた端子と直結するだけでですが、Nucleoボード上で使用されている端子が2つあるのでこれらについてはジャンパ変更が必要です。
  • PA3 (ULPI_D0)は ST-LinkのVCOM用UARTとして使われているのでSB13を取り外して、切り離し。
  • PA5(ULPI_CLK)はボード上の緑LEDとつながっているので、念の為SB21を取り外して切り離し。

これでUSB High Speedを試す準備は整ったので、あとはソフトの作成です。とりあえず、CubeMXを使ってCDCデバイスのドライバを組み込んで動かして見たところ、アプリケーションは何も書かなくても、CDCデバイスとしての認識はできたのでハードウェアとしては機能している様です。デバイス側のドライバは基本的に割り込みで動作する様に作られているので、アプリケーションが無くてもUSBデバイスのエニュメレーションまでは動いてくれるのでした。

今後の予定としてはSTM32L476で中途半端な状態で断念したUVCに、このSTM32F466でHigh speedで再挑戦して見るつもりです。カメラをつなげてUVCカメラとすべくカメラ接続用のコネクタも用意しておきました。