昨日、衆議院解散となりました。
反TPPで離党する議員が出ています。
農産物は米を始め昔から少しも価格が上がっていません。
ですから農業で家族を養うことが難しい、その結果、農業をするという新規就農者はいないのです。
輸入関税がなくなれば農業はどうなるのでしょうか?
11月14日の新聞にこんな記事が出ていました。
「露・ウクライナ穀物不作」・・輸出規制観測高まる・・・・
穀物の主要輸出国であるロシアとウクライナ両国で今年、干ばつのため小麦、トウモロコシなどの収穫が大きく落ち込んだ。穀物の国際価格が高止まりする中、両国が輸出規制に乗り出した。政府は10月から備蓄小麦の放出を開始した。・・と
少し前にあったの米騒動や小麦高騰などですめばまだしも、入らなくなったらどうするのか、国内の需要ぐらいは輸入に左右されないように生産されるべきでしょう。
蔵の整理していたら、包みに使用した古い新聞があり、こんな記事がありました。
日本経済新聞(昭和28年11月22日付)
「欠食学童が30万人」
北海道・東北の冷害地帯に欠食学童がふえて大きな社会問題となっている、文部省が、水害地用のユニセフ寄贈のミルク3,300トンを一部冷害地学童に回すよう折衝、又3,000トンのミルク寄贈を要請する・・・以下略。
読売新聞(昭和29年1月22日付)
「学校給食の見通し明るい」
26年にガリオア援助が打ち切られてから自主的給食に変わったが、学校給食を実施していないのは全国小学校の42%、しかし、いつ切られるのか、減額されるかわからない不安な状況にある。そこで、これが法制化する方針が決まる・・・以下略。
援助物資で暮らしてた時代があった。
こんな時代があった。ことを忘れないで!
国内需要ぐらいは国内で生産すべきでしょう。
古い新聞で温故知新(ちょっと違うかな)
歴史は繰り返されるのよ!
経済も繰り返されるのよ!