車イスのある風景 

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2006年8月開始 福祉=前橋市肢体不自由児者父母の会等

小説の楽しみ

2015-01-18 13:52:34 | 小説
小説が面白いと感じるのは、内容に人生が提示される゛キラリ゛があるからです。
そして、その場面の風景と作者の思いをめぐらせる楽しみと、主人公と合体して色々な経験をすることができるからなのだと思います。
キラリ゛・・・
秋月記(葉室麟)~
 「山は山であることに迷わぬ。雲は雲であることを疑わぬ。人だけが、おのれであることを迷い、疑う。それ ゆえ、風景を見ると心が落ち着くのだ」
柚子の花咲く(同じ)
 「桃栗三年、柿八年・・」「柚子は九年で花が咲く、」「梨の大馬鹿十八年とも言われたぞ」
橘花抄(同じ)
 「卯乃殿、花の美しさはどこにあると思いますか」「花の美しさは色にありましょうか」「いいえ。花の美しさは生き抜こうとする健気さにあるのです」
・・・・文章つながりの中でないと本当の゛キラリ゛を伝えるのは無理な気がします。
・・・・なんだかんだと下記も読んでしまいました。
「ひとつ目女、完全自供、ねむりねこ、慟哭の家、無双の花、静かな木、歌舞伎町セブン、短編小説より愛をこめて、アイム・ファイン」
...乱読でしょうか?
コメント
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