みたらし祭と夏越神事
土用の丑の日、みたらし祭(あしつけ神事)がおこなわれる。
疫病、災厄除けのお祓いの神さまを祭る「御手洗社」前の「みたらしの池」に足をつけると、無病息災で過ごせると伝えられ、前日と当日には数万人の参拝者が訪れる。
境内は奉納の提灯が掛けられ、糺の森の参道に夜店が立ち並び大変な賑わいを見せる。
立秋の前夜には、夏越神事(矢取りの神事)がおこなわれ、みたらしの池に、五十本の斎串を立て、人形を流すと同時に裸男たちが斎串をうばい合う。
斎串(いぐし)が矢のようにみえることから「矢取りの神事」とも呼ばれ、男たちが飛び込む水しぶきと頭上に舞う人形(ひとかた)の光景は、夏の夜の風物詩として知られる。
銅閣寺
2008-08-20 | 京
正式には洛東 龍池山大雲院 祇園閣
昭和3年大倉喜八郎氏が御大典記念に建立されたもの。
祇園祭の鉾の外観をしており、東山山麓に位置し、京都市街が一望できる。
祇園閣内部には敦煌の壁画が描かれている。
下鴨神社
2008-08-19 | 京
正式には「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」とよび、鴨川の下流に祀られているお社(やしろ)。
東殿は玉依媛命(たまよりひめのみこと)。西殿は賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)が山城の国一宮の京都の守護神として祀られており、東西の二殿の本殿は共に国宝。
本殿・権殿(ごんでん)が東西に並ぶ流れ造りで国宝に指定され、他の42棟の建物は重要文化財となっている。
また、境内全域は平成6年に世界文化遺産に登録される。
二ノ鳥居を入ると、細殿の前に一対の立砂(たてずな)がある。
円錐形の御神体山である神山をかたちどったもので一種の神籬(ひもろぎ)である。
鬼門、裏鬼門に、お砂「清めのお砂」をまくのは、この立砂の信仰が起源。
神籬とは、神様が降りられる憑代(よりしろ)。
正式名は「引接寺(いんじょうじ)」だが、通称「ゑんま堂」。
この地は、平安京三大埋葬地の一つ「蓮台野」の入口で生死の界と伝えられる。
本堂には憤怒の形相の「閻魔法王像」が鎮座され、向かって左に「司録尊」、右に「司命尊」で三体の迫力には畏敬の念を抱かせる。
このほか、昼は朝廷、夜は閻魔法王に仕えていたという伝説を持つ「小野篁像」、「紫式部供養塔」がある。
今日はお盆で拝観は休止でしたが、ご供養の参拝者で一杯でした。
お盆参りを疎かにしているので閻魔様に怒られました。