超スローライフな日々

丑のように、ゆっくりとマイペースでいきたかった2009年も過ぎ寅年ーそれから15年の歳月が経ちました。

徳川庭園にて

2010-02-21 | 
 今週からは春の陽気が続くようです。

梅の花もチラホラと咲き始め、ところによってはもう桜が咲いているところもあるようです。

梅の花の見頃は今週末から来週いっぱいにかけてかなと思われます。

ところで、明日は平成22年2月22日。2が5個も並びます。今月は4個並んだ日もありましたね。

特に意味はありませんが、数字が並ぶと何か気持ちが良い感じがしませんか?

平成で数字が5個並ぶのはこれが最後。そう思うと何か特別な日のような気がしないでもありません。

きょうは徳川園に咲いた花の様子をご覧ください。この他にも「寒牡丹」「寒椿」「日本水仙」などが咲いていました。








窓の月

瀬戸のお雛めぐり

2010-02-20 | イベント
 日本では701年から三月三日に固定して宮中では水にちなんで「曲水の宴」などの催しがあり、現在でも太宰府天満宮や上賀茂神社など各地で行われているようです。

 これらの儀式は近代以降に復元されたもので、三月三日に固定されている訳ではない。






紫式部や清少納言が活躍した平安中期の頃には、宮中や公家の家々では「ひいな」の遊びが盛んで、それがいつしか「お祓いのための人形」と「ひいな遊びの人形」とが同一視されるようになっていったようです。


享保雛(写真)は、享保年間(1716ー1735)8代将軍吉宗の頃につくられたお雛さまで、特徴は十二単衣と色彩。

次第に大きくなっていくので禁止令がでたという。

室町時代は、豪華に仕立てた男女一対の人形を贈答する風習が起こり、三月三日の夜は枕元において、翌日に神社でお祓いをお願いしてしまい込み、また翌年の三月に取り出すという習慣が定着。



雛人形の段飾りが起こったのは、江戸時代も中頃だといわれますが、これは主として武家 や町人社会での風習で、宮中や公家ではずっと「ひな人形」と言えば男女一対の人形だったようです。

 関東雛と京雛では男雛と女雛の並ぶ位置は逆なのは、京都は古式に慣い関東は昭和天皇からの近代式に慣ったようです。

 昭和天皇が何故位置を変えられたかは、父君の大正天皇に起因するといわれますが、あまり深く考えないことにしましょう。



 江戸時代後期頃になると、お祓いだのわざわいを防ぐなどという節句の意義は薄れてきて、女の子が幸せになるようにとの意味が中心になり、福をもたらすもの、縁起がいいものと飾り立てました。


鎌倉円覚寺

2010-02-19 | 社寺
三門は三解脱門(空・無相・無願)を象徴するといわれ、諸々の執着を取り払って佛殿(涅槃・解脱)に至る門とされます。

円覚寺は1282年(弘安5年)、鎌倉時代後半北条時宗が中国より無学祖元禅師を招いて創建。
時宗は18歳で執権職につき、不安な武家政治の中で心の支えとして、無学祖元禅師を師として深く禅宗に帰依し、
禅を弘めたいという願いと蒙古襲来による殉死者を敵味方区別なく、冤親平等に弔うために円覚寺を建立したとされる。


円覚寺の名前の由来は建立の際、大乗経典の「円覚経」が出土したことから、
また、瑞鹿山、山号の由来は開山国師(無学祖元禅師)が仏殿開堂落慶の折、
法話を聞こうとして白鹿があつまったという奇瑞から瑞鹿山(めでたい鹿のおやま)とつけられた。

開山国師(無学祖元禅師)の法灯は高峰顕日、夢窓疎石と受け継がれその流れは室町時代に日本の禅の中心的存在となり、
五山文学や室町文化に大きな影響を与えたという。


円覚寺は創建以来、北条氏をはじめ朝廷や幕府の篤い帰依を受け、寺領の寄進などにより経済的基盤を整え、
鎌倉時代末期には伽藍が整備された。
室町から江戸時代にかけて幾たびかの火災に遭い、衰微したこともあったが、
江戸末期(天明年間)に大用国師(誠拙周樗)が僧堂・山門等の伽藍を復興。
修行者に対し峻厳をもって接し、宗風の刷新を図り今日の円覚寺の基礎を築いた。
明治以降、今北洪川老師・釈宗演老師の師弟のもとに雲衲や居士が参集し、多くの人材を輩出、
今日に至ってもさまざまな坐禅会が行われているようです。

静寂な今日の伽藍は創建以来の七堂伽藍の形式が伝わっており、法堂はないが山門、仏殿、方丈と一直線に並び、
その両脇に右側、浴室、東司跡、左側、禅堂(選佛場)がある。






お伊勢さん(外宮)

2010-02-07 | 社寺
お伊勢さん外宮のご祭神は豊受大御神(とようけおおみかみ)で、お米など衣食住の産業の守護神です。
皇大神宮(内宮)と同じく20年に一度のご遷宮が行われます。

次のご遷宮は三年後の平成25年です。
外宮にあるパワースポット。みなさん手を当ててパワーを戴いていたようです。