超スローライフな日々

丑のように、ゆっくりとマイペースでいきたかった2009年も過ぎ寅年ーそれから15年の歳月が経ちました。

手紙

2006-11-25 | 
 友人から今、「手紙」という本を読んでいると聞いた。なんでも娘さんが読んで感動したので、そのあと読むようにと貰ったそうだ。家は娘がいないのでこんな話を聞くと実に羨ましく思う。

 ここのところ目がかすみがちで、最近あまり本を読んでいない。以前に、この友人と一緒に目医者に行ったことがあるが…。

 友人が、実に解りやすくこと細かに、ストーリーの説明をしてくれた。映画化され今月封切りされるそうだが、休日にはぜひ観てみたいと思っている。

 今年、直木賞を受賞した東野圭吾の社会派小説を、生野慈朗監督が映画化。
 01年夏から02年秋まで朝日新聞日曜版で連載された原作は、犯罪者の家族に突き付けられる厳しい現実という衝撃的で重いテーマが、大きな反響を呼んだそうだ。

 映画版には、原作になかった感動のラストシーンが用意されているそうだ。

 沢尻エリカちゃんも出演しているそうなので、今日観に行こうっと!

 (story) 
 工場で働く20歳の武島直貴は、職場の人間ともまるで打ち解けず、人目を避けるように暮らしていた。それというのも唯一の家族である兄・剛志が、直貴の学費欲しさに盗みに入った邸宅で老婆を殺してしまったからだった。

 兄が罪を犯したのは、自分のせいだ。そう自責する直貴は、せめてもの償いにと服役中の兄から届く手紙に丁寧な返事を書き続けていた。

 そんなある日、更生した元服役囚と出会った直貴は、一度はあきらめたお笑い芸人の夢に再び挑戦しようと決意する。

いい夫妻の日

2006-11-22 | ささやき
 11月22日は「いい夫妻の日」というゴロあわせで、インターネットで20-59歳の既婚男女を対象にアンケート調査を実施したところ、総合で三浦友一・山口百恵夫妻が理想の夫婦像で1位に輝いた。
 
 ちなみに、総合2位は各年齢層の支持を幅広く集めた唐沢寿明さんと山口智子夫妻だったそうだ。

 うちの夫妻はどうなってんでしょうねぇ~。皆さんが思うほど、まんざら捨てたもんじゃないかも???。


温暖化で紅葉遅れる

2006-11-12 | 環境
 多くの観光客が紅葉見物に訪れる京都で近年、地球温暖化の影響とみられる葉の色づきの遅れが目立っている。

 今年は10月の気温は平年と比べ2度高く、雨も昨年の7割と紅葉の遅れる要因となっている。

 「見ごろが12月までずれ込めば、秋の観光シーズンを外してしまう」と寺院などはやきもき。

 京都地方気象台によると、敷地内の標準木が紅葉になるのは、観測を始めた1974年から10年間の平均で11月27日。

 しかし96-2005年の平均は同月30日と、3日間遅くなっている。

 今年は、郊外に多い紅葉の名所でも、平年の11月中旬からずれ込む恐れがある。

 気象庁によると、全国でも紅葉は50年前と比べ約16日遅くなっているそうで、原因は「温暖化による気温上昇」と分析している。

十三夜

2006-11-03 | 
 日本では、古くから秋の名月を鑑賞する「お月見」の風習があります。
最近では、よほど田舎にいかないとやらないと思いますが…。

 お月見というと旧暦八月十五日の十五夜がもっとも有名ですが、日本では古来もうひとつ旧暦九月十三日の十三夜もまた美しい月であると重んじていました。

 中秋の名月(十五夜)はもともと中国で行われていた行事が日本に伝来したものですが、この十三夜の月見は日本独特の風習だそうで、一説には宇多法皇が九月十三夜の月を愛で「無双」と賞したことが始まりとも、醍醐天皇の時代(延喜十九年:西暦919年)に開かれた観月の宴が風習化したものとも言われています。

 一般に十五夜に月見をしたら、必ず十三夜にも月見をするものともされていました。これは十五夜だけでは、「片月見」といって忌まれていたからです。

 十五夜はサトイモなどを供えることが多いため「芋名月」と呼ばれていますが、十三夜は「栗名月」とか「豆名月」と呼ばれています。

 これはお供えとして栗や豆を、神棚などに供えるからだそうです。

 中秋の名月の後なので、「後の月」と言われたり、「小麦の名月」と呼ぶ地方もあります。

 これは旧暦九月十三日の晩のお天気で、翌年の小麦の豊作、凶作を占う習慣から来ています。

 十五夜はあまりすっきりしない夜空であることが多いのに対し、十三夜の夜は晴れることが多いようで、「十三夜に曇り無し」という言葉もあります。

 24年という短い生涯に21の短編を残しただけでありながら、明治時代を代表するとともに日本文学史上にその名をとどめる樋口一葉の代表作、「十三夜」は読まれましたでしょうか?

 読まれていない方に、ほんの触りを紹介しましょう。

 お関は高級官吏と結婚したが、夫の精神的虐待に耐えかねて十三夜の夜、実家に戻り父親に離縁を願い出る。
 しかし、父親にさとされ、離婚の決意を翻す。夫の元に戻るために乗った人力車の車夫は、偶然にも幼なじみでひそかに思いを寄せ合っていた録之助であった。
 録之助は放蕩で身を持ち崩し車夫に身を落としていた。お互いの宿命のはかなさに驚きながら二人は別れてゆくのであった。

 十三夜の月の光が、人間の繰り広げる喜怒哀楽を照らし出す道具として巧みに使われています。

 きょうは、皆さんもこの名月を観賞してロマンチックな夜を過ごしてみませんか?

 ちなみに、来年の「十三夜」は10月23日(火)にあたるそうです。

ジャック・オ・ランタン

2006-11-01 | イベント
「ジャック・オ・ランタン」と聞いても何のことだか、解らない人が多いのではないでしょうか。

 でも、かぼちゃのちょうちんと聞けば、思い浮かぶと思います。

 なぜこのちょうちんに“ジャック”という人の名前がつくようになったのでしょうか。

 その由来にはいろいろな話がありますが、一番有名なものとして「けちんぼジャック」と呼ばれる男が悪魔を騙したという話があります。

 ジャックは死んだ後、地獄の門にたどり着いたのですが、悪魔との取引のため地獄に落ちることもできず、明かりをともしたカブを持たされて暗い道を歩き続けることになったというものから、ジャック・オ・ランタン(ちょうちんのジャック)と呼ばれるようになったそうです。

 昔のアイルランドでは、カブや他の植物でちょうちんを作っていたのですが、アメリカに渡ってカブよりもちょうちん作りに適したかぼちゃと出会い、今に至っています。

 ジャック・オ・ランタンも悪霊を追い払うためのものでした。かぼちゃに恐ろしい顔を刻み、その中にろうそくを入れて家の前に置いておくと、悪い霊を脅して追い払ってくれると信じていたそうです。

 このオレンジ色したかぼちゃのちょうちんは、今ではすっかりハロウィンを象徴するキャラクターになっています。

 日本の場合、夏場にすいかでちょうちんを作ることがあります。

 これをかぼちゃで作る、それがジャック・オ・ランタンです。