第20回オリンピック冬季競技大会(10~26日)がトリノでいよいよ始まりましたね。今日はいきなりベテラン原田が失格というニュースが飛び込んできて、残念です。冬季オリンピックの種目やルールは意外と知らない人が多いと思います。皆さん一番期待しているのは、おそらく女子フィギアスケートだと思いますが、今回は特にレベルが高く接戦になることでしょう。昨年末、GPで右足小指を骨折しながらも3位に入賞した安藤美姫、それに村主章枝などが特に期待されています。
スケート靴を作っている職人さんも今は数少なく、また高い技術のある職人さんも限られているそうです。安藤美姫が大会のとき、左のエッジが右の靴に刺さり小指を骨折したことで、今の職人さんに頼んだそうですが、あまり皮を重ねると重くなるので、グラスファイバーを使い軽くなるよう工夫されているそうです。
ところでフィギアスケートのジャンプは50種類以上あるそうです。大きく分けると6種類でその見分け方は片足で踏み切るエッジ系と両足で踏み切るトウ系があるそうです。各々の準備動作の特徴を見て何を飛んだかを区別するそうです。
エッジ系→アクセル:前向きに踏み切る。(スピードをつけてRBOエッジで構えLFOには既に跳び上がる準備動作をしているのでLFOに出た瞬間に分かる)
サルコウ:後ろ向きからフリーレッグを前に回して引きつける動作。
ル ー プ:後ろ向きからフリーレッグを前に交差して一瞬両足で滑走する。
ト ウ系→トウル-プ:後ろにトウをつく時に外から回す。
フリップ:後ろにトウをつく時に内側から足を出す。
ル ッ ツ:バックの片足で動きを止めてから後ろにトウをつく。
フィギアスケートのブレード(氷に接する刃の部分)の滑走面は、真ん中が溝状にくぼんでいるので、氷に接するのは左右端の2本線となる。また、トウ(ブレードの先端についているギザギザ部分)はジャンプの踏み切りや、着氷、スピンに入る時に使う。これに加え、シングル、ダブル、トリプル、クアドラブル等の回転数や、コンビネーション、J・シーケンス、例えばトリプルアクセルとダブルトウループのコンビなどの技術評価などで得点が競われるそうです。
チョット難しくてよく分かりませんが、女子ショートプログラムは22日の3時~7時25分。
フリー決勝は24日3時~7時10分に行われる予定。ただ漠然と観戦しているだけでなく、技を見極めるつもりでいますが、なにせ動体視力がついていくかが問題です。
ちなみに、RBO、LFOというのは、最初のR・Lは(Right・Left)。2番目のB・Fは(Backword・Forword)。最後のOは(Outside・Inside)の意味で、滑っているエッジの位置を示す。
さて、美姫チャンには唯一人しかできないというクアドラブル(4回転)サルコウをビシッと決めてもらいたいものです。
その他の競技も分からないことばかりで、よく研究の上、応援したいと思っています。