超スローライフな日々

丑のように、ゆっくりとマイペースでいきたかった2009年も過ぎ寅年ーそれから15年の歳月が経ちました。

環境の国、コスタリカ

2008-01-12 | 海外
 人間一人が一生で出す二酸化炭素の量を、F16戦闘機は僅か8時間飛ぶだけではき出してしまう。
また、戦車の燃費は何と! たったリッター200mしか走れない。

 環境破壊の最大の原因は、戦争である。

 中米のコスタリカは戦争と軍隊を放棄し、豊かな自然と経済力をもつようになった。
オスカル・アリアス元大統領は1987年にノーベル平和賞を受賞している。
エコツアー発祥の国として知られ、世界中から観光客が訪れ、国民は豊かな生活を営んでいる。

 それに比べ、隣国であるニカラグアは未だに内戦の影響で国民は苦しみ続けている。
国民の医療においても格差が広がり、助かるはずの病気で命を落とす人も多いという。

 軍事費に税金の大半が使われ、生活や医療に苦しむニカラグアからコスタリカに密入国する人々が絶えない。

 軍備を捨て自然環境の保全に力を注ぎ天国のように変身した国コスタリカ。
面積は日本の九州と四国を併せたほどで人口は350万人。
そんな狭い国に自然動物種が世界の5%、鳥類に至っては10%も生息するという。

 一方、未だ軍備を捨て切れず、地獄のような現状に喘いでいるニカラグア。

 この隣り合った対照的な二つの国。

 やはり、国の指導者によってこんなにも違うものなのか?と実感させられる番組であった。


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1 Comments

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Unknown (Unknown)
2008-02-23 15:46:05
ちょっと違うのは



コスタリカは軍隊を放棄したのではない

軍隊の常備は金がかかるから常備をしないことにしたのが正解



再軍備と徴兵は保証されているため、隣国の情勢によっては再軍備する事ができる

また国防はアメリカの安全保証に組み込まれているため最低限を国境警備隊が行うが国境警備隊は非常に重武装でまた米軍基地で定期的に教育プログラムを受けている

人口比や国家予算比では自衛隊と遜色がない





本音と建て前があるわけで

コスタリカはみのほどをわきまえ現実をみた堅実な政策をとっている



ちなみにコスタリカはアメリカの安全保証条約により軍用技術の移転も受けていて

航空機関連や誘導兵器、爆薬、軍用機器などの研究開発も行っています
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