みたらし祭と夏越神事
土用の丑の日、みたらし祭(あしつけ神事)がおこなわれる。
疫病、災厄除けのお祓いの神さまを祭る「御手洗社」前の「みたらしの池」に足をつけると、無病息災で過ごせると伝えられ、前日と当日には数万人の参拝者が訪れる。
境内は奉納の提灯が掛けられ、糺の森の参道に夜店が立ち並び大変な賑わいを見せる。
立秋の前夜には、夏越神事(矢取りの神事)がおこなわれ、みたらしの池に、五十本の斎串を立て、人形を流すと同時に裸男たちが斎串をうばい合う。
斎串(いぐし)が矢のようにみえることから「矢取りの神事」とも呼ばれ、男たちが飛び込む水しぶきと頭上に舞う人形(ひとかた)の光景は、夏の夜の風物詩として知られる。
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