北陸地方で地象観測を行っています。 2月1日に地震の予測を発表しましたが、実際に発生した地震は2月13日福島県沖を震源としたマグニチュード7.3 最大震度6強の地震で、地震の揺れの強さを正確に予測することはかないませんでした。
今回は雪の地象観測についてです。
【雪の地象観測・揺れの強さを見誤った原因】
~雪の地象観測・2月1日から14日~
2月に入ってからの地象観測は4月並みの気温で雪解けが早く気象条件が厳しい中の観測でした。 2月8日から9日にかけての降雪の地象観測を行った段階でも2月1日に発表した地震予測に変わりはありませんでした。 広域を揺らす地震の発生はわかっていましたが、今回の福島県沖で発生した最大震度6強の揺れの地震は予想のつかないものでした。
地震発生の翌日 雪の地象観測を行ったところ前日の雪の地象が際立った形で表れたため、形がはっきりせず地震の揺れの予測に加味することをしなかった雪の地象そのものが、今回の地震の揺れを表していたのだと思われます。
2月10日(日本時間午後10時20分)南太平洋ローヤリティー諸島南方沖を震源としたマグニチュード7.9の地震が発生し、この地震の影響もあるかと思われますが、2月12日と13日に行った観測から雪の地象をもっと深く考察するべきでした。
雪の地象で最大震度5強から災害を伴う非常に強い揺れの地震と予測するものは、東日本大震災の前兆としてのあらわれた雪の地象、そして日本全体が揺れた地震の前兆として観測した雪の地象、この二つの地震発生に伴う形で表れた雪の地象が「最大震度5強から災害を伴う非常に強い揺れの地震」という表現で発表する地震予測の基になっています。
今回はその地象が観測されなかったため、2月1日の地震予測の発表を訂正しませんでした。 ただ、前日まで観測された最大震度が震度3から震度4と思われた雪の地象がかなり際立ったもので、その地象そのものの分析ができていなかった、そう思わざるを得ません。 東日本大震災の発生に伴う雪の地象を崩した形で表れていた地象、そして際立った形で表れた最大震度が震度3から震度4と思われる雪の地象そのものが今回の福島県沖を震源としたマグニチュード7.3 の地震を表していたのだと思われます。
[地象状況]
!空の地象は、今のところ観測には至ってません。(空の地象は、地震雲と呼ばれるものです)
!雪の地象観測:現在観測中です。 雪の地象が観測され次第、ブログで発表していきます。
!異常磁気の磁気変化の観測:2月13日にコンパスの北方向のずれが一時的に右へ9度をしめしましたが、その後再び右へ10度のずれに戻りました。
!その他の地象
今のところ観測されていません。
以上、「地象情報・今日の空から」地象状況でした。
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あまりつぶやくことはないかと思いますが、、。
今回のブログ記事を書くにあたって時間がかかってしまいましたが、ご了承ください。
地象観測による地震予測は、すべての地震を予測するものではありません。 この地震予測は個人的見解であり、公のものではありません。 地象観測から予測する地震予測の発表は、このブログのみで行っています。 ツイッター、その他のSNS等で発表は行っていません。
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