主人公甘糟達夫は、35歳の巡査部長。北綾瀬署刑事組織犯罪対策課に所属しているマル暴刑事。
ある日ヤクザ暴力団の構成員、東山源一が撲殺されたという知らせが入る。
現場の防犯カメラに映っていた不審な車の持ち主とされる男は、行方不明。署内には20数名からなる捜査本部が立ち上がり、
甘糟と、コワモテの先輩・郡原虎蔵も加わることになった。
捜査本部には、警視庁本部から派遣された捜査一課の捜査員も加わるが、捜査は思いがけない方向に展開される。
撲殺事件の裏にあるのは暴力団の抗争か、半グレの怨恨か?
人間関係に悩みながらも公務員意識が一杯なのに周囲に対する思いやりと洞察力に長けた弱気なキャラの
甘糟刑事の活躍ぶりに笑って泣ける一冊。
2014年12月実業之日本社刊
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