雇用促進は雇用移転による方策も一つだ。しかし、移転が活発にならないのはそれなりに理由があるはずだ。
製造業の中の衰退産業から雇用移転による失業対策は基本となるはずだが、遅々として進んでいない。
■微視的観点
第三次産業への雇用移転が生じない理由の一つに第三次産業の給料が低い事がある。
正規雇用と非正規雇用、派遣問題などがあるが、非正規雇用であっても十分な収入があれば、製造業の正規雇用者からの移転を促すはずだ。
しかし、そういう傾向は無い。これは給与だけではなく、福利厚生、厚生年金関連などの後方支援が心理面で大きく寄与しているはずだ。
さらに、転職すればするほど貧乏になるケースが圧倒的に多いため、拙速な判断は自滅になる。人は安定をのぞむものだ。
また、自己都合退職が倒産等による解雇失業よりも冷遇される状況も理由に追加できるだろう。
俯瞰的観点
原材料に付加価値を与え、対外輸出で外貨を稼いでできた二次産業(加工貿易)を縮小・廃止した場合、第三次産業の殆どが国内産業である我が国は、外貨を稼ぐ事は能うのだろうか?
EUや北米は第三次産業で稼いでいるのだろうか?という疑問がある。
EUの場合、ブランド戦略による高付加価値製品がメインだ。
北米の場合、実は一次産業が強い。
そこで、外貨を稼ぐ製造業の生き方として、衰退産業と言われる家電で考えた。
JAPAN ブランドはまだあるわけで、Braun, SiemensやPhilipsの様にするしかないだろう。
自国で設計、新興国で生産、自国で品質を保証(する体制を整える事が重要)して国際販売だ。
この考えはもはや終わっているフライフィッシング業界にも通じるものがあるかも知れない。
ブランドは品質だ。これを担うしかないんだ。
と強引にフライフィッシングと結びつけてみた。
製造業の中の衰退産業から雇用移転による失業対策は基本となるはずだが、遅々として進んでいない。
■微視的観点
第三次産業への雇用移転が生じない理由の一つに第三次産業の給料が低い事がある。
正規雇用と非正規雇用、派遣問題などがあるが、非正規雇用であっても十分な収入があれば、製造業の正規雇用者からの移転を促すはずだ。
しかし、そういう傾向は無い。これは給与だけではなく、福利厚生、厚生年金関連などの後方支援が心理面で大きく寄与しているはずだ。
さらに、転職すればするほど貧乏になるケースが圧倒的に多いため、拙速な判断は自滅になる。人は安定をのぞむものだ。
また、自己都合退職が倒産等による解雇失業よりも冷遇される状況も理由に追加できるだろう。
俯瞰的観点
原材料に付加価値を与え、対外輸出で外貨を稼いでできた二次産業(加工貿易)を縮小・廃止した場合、第三次産業の殆どが国内産業である我が国は、外貨を稼ぐ事は能うのだろうか?
EUや北米は第三次産業で稼いでいるのだろうか?という疑問がある。
EUの場合、ブランド戦略による高付加価値製品がメインだ。
ワイン、チーズ等の農産物、観光、衣服のパリ・ミラノコレクション、高級車…
なるほど、EUというブランドで高くものを売っている。
なるほど、EUというブランドで高くものを売っている。
北米の場合、実は一次産業が強い。
失業率等も「農業を除く」とある。
大平原の農作物を輸出して稼いでいる。さらに最近はシェールガスまで出た。
これで食料とエネルギーは自給自足できているので、貿易赤字は加工品の輸入になる。自動車や家電、そして中国製米国ブランド製品などだ。
地産地消なんて小さな事を言ってないな(笑)
大平原の農作物を輸出して稼いでいる。さらに最近はシェールガスまで出た。
これで食料とエネルギーは自給自足できているので、貿易赤字は加工品の輸入になる。自動車や家電、そして中国製米国ブランド製品などだ。
地産地消なんて小さな事を言ってないな(笑)
そこで、外貨を稼ぐ製造業の生き方として、衰退産業と言われる家電で考えた。
JAPAN ブランドはまだあるわけで、Braun, SiemensやPhilipsの様にするしかないだろう。
自国で設計、新興国で生産、自国で品質を保証(する体制を整える事が重要)して国際販売だ。
この考えはもはや終わっているフライフィッシング業界にも通じるものがあるかも知れない。
ブランドは品質だ。これを担うしかないんだ。
と強引にフライフィッシングと結びつけてみた。