走らないクルマ

この内装というかオーディオは走行中に操作する仕様ではない。

オーディオやエアコンの操作は指先がアナログ的な角度を感じて操作する物だ。
最近のタッチパネルでは振動を与える事も出来るだろう。
しかし視線を移動しないと目的の操作へ辿り着けない、つまりブラインドタッチで操作できないものは運転中のUIを考えていないと思う。
だから

写真は駐車して休んでいる状態です

なんて変な注釈を入れるんだろう。それでもこういう人は居るだろう。

私は飛ばさないから少々視線を動かしても大丈夫。

それはうそだ。
そういう操作は住宅街の交差点で出会い頭の事故を招く。

Swiftの様になかなかいい感じのクルマがあるのになぜ、こういう操作系なんだ。そしてなぜこれがGood Designなんだ。よくわからん。
こういう操作はタッチパネルのついたカーナビも同じだ。ただ、本来のカーナビは走行中の操作が不可能になっている。
メーカーオプションではそういう仕様だ。しかし、後付け系はそういう速度センサが無い物もある。
そういう仕様を気にせず売り、それを危険と承知せずに買う消費者。なんかおかしい。

とにかく、運転中は視線移動せずに操作できるほうがよいのだ。シフトレバーもそうだ。MTのH型のシフトは何速に入っているのか一瞬で判る。ATはちょっと判りにくい所があるが、それでも各ギア間の移動に若干の抵抗感を持たせたりして考えている。
だから気になる。

いずれ、漫然と脇見しながらぼけっとクルマを転がすな。
というのは自分に言い聞かせています。ちょっと前に先を読まずにコーナーに高速度で入ってエライめに会いかけたためです。