ホームセンターで処分品の棚に荒砥石がありました。アマゾンで買った安い砥石の消耗が激しく、荒砥石の購入を考えていたときでした。
半額セールで2本で1500円くらいでした。
ただ、うちの包丁もハサミも頻繁に研いでいるので荒砥石を試してみる刃物がないんですよね。
ホームセンターで処分品の棚に荒砥石がありました。アマゾンで買った安い砥石の消耗が激しく、荒砥石の購入を考えていたときでした。
半額セールで2本で1500円くらいでした。
ただ、うちの包丁もハサミも頻繁に研いでいるので荒砥石を試してみる刃物がないんですよね。
日常のメンテナンスで包丁を研ぐときにはサビを気にすることはありません。
しかし、刃の型を変えようとすると一般家庭では長時間の作業になり研いでいるうちにサビてくることもあります。
そんなとき、youtubeの刃付け屋さんが使っている水が緑色なのは錆止めだというのです。
さらにそこから知恵袋で「緑色の錆止めは何か?」との質問に対して気になる回答がありました。
ロングライフクーラント! バイクに補充した残りがあったので使ってみました。
サビ防止効果は十分にありました。
これは刃に被膜を作るわけではありませんので包丁の保管時に防錆効果が残ることはありません。
防錆方法を知ることは簡単ですが、研いでいる最中の防錆剤については情報が少ないので、このような非常に安価な液体が手元にあって手軽に試すことができました。
ただし、毒性があるということになっているらしいので試したい人は自己責任でどうぞ。
*自己責任でやるべきと思っているので使い方も教えないし、質問にも答えません。
先月買ったアマゾンの低価格砥石セットに見切りをつけ、少し荒目の砥石を買い直すことにしました。(先週買った五十嵐砥は包丁研ぎに使うつもりではありません)
これも低価格帯の砥石ですが良いですね。中砥石というだけあって刃をどんどん削って行くわけではありませんが、硬くて砥石の変形が少ないです。ナニワ研磨の砥石と同じ方向性だと思います。
でも、そうなると欠けた刃を積極的に直すような荒砥石が欲しくなる。たぶん800番も欲しくなる。
包丁よりも砥石の方が費用がかかる。
ホームセンターで五十嵐砥というお手頃価格の天然砥石を見つけました。触った感じは粗めですが、これは切り出したノコギリの断面なので実際はわかりません。天然砥石というところにも関心がありました。
ネット検索しても詳しいことはわからないので買ってみることにしました。
ナニワ研磨の1000番と比べてキズが粗いので番手はたぶん800くらいではないでしょうか(天然砥石なので数字で表すものではないそうですが)。
そして硬いです。石が削れてくる様子が見えません。砥汁は出ません。更に研磨力も弱そうに感じてしまいます。(感覚的にそう思います。実際はどうなのかわかりません) しかし石と鉄の食いつきは良さそうに感じます。人造砥石のナニワ研磨やキング砥石に比べると刃が滑りにくいです。 滑りにくく、粗いのに削れを感じにくい。不思議です。
なお、今回試し研ぎしたのは和包丁、炭素鋼です。
しばらく見ないうちにハサミの刃がとんでもないことになっていました。何に使ったんだ!?
欠けも大きいので荒砥石で削ることにします。
400番→1000番→1000番と研いでいきました。
画像の1000番砥石はamazonレビューでも指摘される通り1000とは思えない粗さです。
私はこの1000番の後に別の1000番で研いでいます。
このハサミは刃のカーブが特徴ですが、それ以前に基本的な作りの良いハサミです。メンテナンスすれば気持ちよく切れるハサミです。
ただ、この全カーブの刃を研ぐのはチョット手が掛かります。カーブのために砥石がエグレるのも気になります。