中高大受験 難関校・人気校なら創研塾

生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

ひとまず安心。

2019-02-13 19:58:54 | インポート
 私立高校の合格発表があり、創研塾の高校受験生たちはひとまず全員が合格しました。あとは2月22日の都立高校の一般入試が本番、の生徒たちが残り9日間でこれまでに培ってきたことを出し切れるよう調整できるかどうか、の時期になりました。
 先日、保護者面談の際に個別指導と創研塾のような少人数ではありますがクラス指導の違いを聞かれました。受験間近の生徒たちを見ていて感じるのは、受験本番で強いのはクラス指導、と言うことです。もちろん個別には個別の、クラス指導にはクラス指導の長所短所があるのをわかってのことです。
 受験間近になり、自校作成校を受験する生徒が何人もいますので生徒個々に対応することが増えています。生徒たちはそれぞれ自分に必要なことを黙々と進めています。そこで問題を解く力をつけているはずではありますが、予想問題などを一斉に解かせてみると、「時間が足りなかった。」などの感想を漏らす生徒が増えるのです。冬期講習の際など、クラスで一斉に模擬試験形式で問題を解かせていると、周囲の空気であったりペース配分などが自然に伝わり、また緊張感のある中で問題にとりかかるので問題を解くスピードが上がりました。それが最近では問題と解くスピードが落ちたな、と私は見ていて感じるのです。
 都立高校の一般入試まで残り9日間です。取らなければならないところでしっかり得点するトレーニングとともに、解ききるためのスピード感、などバランスをとるのが私たち教える側の仕事です。クラス指導ならではのメリットを生かし、しっかりと対策をしていこうと思います。