新年度が始まり、バタバタが続いています。
さて、都立高校の一般入試二次募集の応募状況が先週末に発表されていました。普通科に絞ってみてみると、ほとんどの学校が募集定員に対して応募者が少なく、全入のような状況です。これは私立高校志願者が増え、都立高校志願者が減っているために定員を充足できない都立高校が増えてきていることを意味します。こうなると、十分な学力を持たずに入学してくる生徒がいる可能性が高まり、学校運営や他の生徒たちへの影響も懸念されます。
私立高校志願者が増えた理由としては、私立高校授業料無償化、大学入試改革の影響、さらにコロナ禍での対応の差などが考えられます。さらに近年は通信制の高校への進学者が増加し、これも都立高校の募集に大きな影響を与えています。
ふと気になって調べてみると、このような現象は東京に限ったことではなく、地方ではもっと深刻な県も見られました。今後少子化が進む中、考えていかないとならない問題だと思います。
今日もこの春高校に入学する生徒たちや、中学に入学する生徒たちが進学先への準備のために勉強しに来ています。できる限りの応援をしたいと思っています。