「千葉商科大学は2017年11月13日、「自然エネルギー100%大学」を目指すと発表した。同大が所有するメガソーラー「野田発電所」で発電する電力と、同大市川キャンパスのエネルギー消費量をネットで同量とする取り組みで、発電所の増設と学内設備の省エネ化、学生による省エネ活動により、2020年度までに達成を目指す。(中略)
同大学長の原科幸彦氏は会見で、省エネと創エネには大規模集中型エネルギー供給は不向きと指摘し、自然エネルギー運用に向く電力地産地消を「まず隗(かい)より始める。(大学という)事業所単位での実践例を示す」と、大学を地域分散型エネルギー社会の拠点にする意義を語った。」11/14付けスマートジャパン 自然エネルギー「日本初の再エネ100%大学、電力地産地消と学生指導に貢献 」より
”自然エネルギー100%大学”を目指す大学があるという記事です。「省エネと創エネには大規模集中型エネルギー供給は不向き」には同感です。大型センターに頼らなくても小型(パソコン)で計算能力が賄えるようになったコンピュータ業界で起こった改革が電力業界でも起こっています。省エネと創エネで自分で使う位の電力は自分で創る事ができる世の中になりつつあります。大学・学校単位や事業所単位でも住宅単位でも自給自足する地産地消の割合が徐々に大きくなるとどんな世の中になるか?イメージすると延々と続く送電線や変電所、電柱までもがほとんど無くなりスッキリする景色が見えてくるかも。
11月17日の発電データ
発電量 17.3kWh (AiSEGデータ)
売電量 13.4kWh
自給率 130.1%
設備利用率 17.2%
日照時間 7 .2h
日照時間当たり発電 2.40kW
連系以来 3018日(8年96日 )