「廃炉が決まっている高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について、原子炉容器内を満たしている液体ナトリウムの抜き取りを想定していない設計になっていると、日本原子力研究開発機構が明らかにした。放射能を帯びたナトリウムの抜き取りは廃炉初期段階の重要課題だが、同機構が近く原子力規制委員会に申請する廃炉計画には具体的な抜き取り方法を記載できない見通しだ。」(中略)「もんじゅに詳しい小林圭二・元京都大原子炉実験所講師は「設計レベルで欠陥があると言わざるを得ない。炉の構造を理解している職員も少なくなっていると思われ、取り扱いの難しいナトリウムの抜き取りでミスがあれば大事故に直結しかねない」と指摘する。」 11/29付け毎日新聞朝刊1面「もんじゅ 設計、廃炉想定せず ナトリウム搬出困難」より
この記事が本当であれば、造ることに精一杯で、解体(廃炉)することは考えないとはモノが高レベル放射性物質の始末がやっかいな原子炉の建設で、これはありがちな事?では済まされない拙速さ、設計漏れではないでしょうか?先のことは充分考えず原発建設に突き進んだ結果かも知れませんが、F1の廃炉を含めて「日本の優れた技術で必ず解決できる」と言ってて大丈夫なんでしょうか?最近、これで日本は本当に大丈夫か?と言うニュースが増えたような・・・
11月28日の発電データ
発電量 8.3kWh (AiSEGデータ)
売電量 5.0kWh
自給率 72.8%
設備利用率 8.2%
日照時間 0.3h
日照時間当たり発電 -.--kW
連系以来 3029日(8年107日 )