風見鶏つうしん:2009/8開始の太陽光発電を蓄電池付き再エネに変身させてほぼ買電ゼロを実現中の報告です。

15年超稼働中の太陽光発電に蓄電池を導入し「蓄電池付き再エネ」とすることで既築住宅での「ほぼ」買電ゼロ実現を実証中です。

託送料金相当額って

2018年04月25日 | スイッチング数推移など

Looopでんきの料金請求書の様式が4月から変わり、[(参考)託送料金相当額 ]と言う項目が追加されています。これは何じゃ?とググって見ると、
「電気料金には、当社が一般送配電事業者の送配電設備を利用する際に発生する接続送電サービス利用料(以下「託送料金相当額」といいます)を含んでおります。また、託送料金相当額には、法律で定められた使用済燃料再処理等既発電費相当額および電源開発促進税を含んでおります。お客さまのご契約における託送料金相当額の目安は以下のとおりです。」東電EPのHPより

 小売電力自由化で今までよく見えていなかった託送料金相当額が表に出てくるようになりました。Looopでんきの場合1kWh当たり8.08円となっています。(東電EPでは目安9.26円)

 売電単価26円/kWhから8.08円が託送料金相当額として引かれますので実質収入は17.92円/kWhとなります。仕入れ価格が仮に10円/kWhとすると手取りは7.92円/kWh。託送料金相当額が非常に大きい印象です。
 託送料金だけなら送配電会社の人件費や送電線、配電線の減価償却・メンテナンスに掛かる費用として納得なんですが、そこに託送料金とは関係のない「使用済燃料再処理等既発電費相当額および電源開発促進税」が入っています。ほとんどが原発関連に使われるこれらの税金が何故「託送料金相当額」なんでしょうか?これまで人知れずこっそり掛けていたこの税金はここから除外し「原発発電コスト」に算入し税金ではなく節減意識が働くコストとして扱うべき費用のようです。

 取り敢えずこの税金を払いたくなければ電気を買わないようにするしかないようです。自前発電で電力自立するのが一番有効かも知れません。 

HIT210(4.2kW)の発電データ 

4月24日(火)曇り 
発電量          9.1kWh (AiSEGデータ)  
売電量          5.2kWh  
自給率           93.8%
設備利用率          9.0%  
日照時間           0.7h  
日照時間当たり発電出力    -.--kW 
連系以来     3176日(8年254日 )

コメント
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