「◆第1四半期、38億キロワット時に
東北電力が、域外での電力販売を拡大させている。将来的な人口減少や小売市場での競争激化を背景に、自社エリア内での販売電力量が伸び悩む中、新電力への卸供給を含む他社販売が増加。2018年度第1四半期(4~6月)は、前年同期より13億キロワット時増の38億キロワット時に達した。この伸びの背景には、東京ガスと折半出資したシナジアパワーや、33.3%出資する東急パワーサプライが関東圏で需要を獲得していることがあるとみられる。
東北電力の供給エリア内は、人口減少や少子高齢化という構造的な要素と、小売り全面自由化に伴う新電力との競争の2つの要素によって、販売電力量が減少基調にある。春先の気温が高く暖房需要の減少もあったため、第1四半期の販売電力量は前年同期比4.9%減の161億キロワット時に落ち込んだ。」7/27付け電波新聞デジタル「東北電力、エリア外の卸販売拡大/新電力向け好調で伸び」より
東北電力では域内販売が減少基調にあるのに、新電力などを通じた域外販売が伸びて活路を見出している?と言う記事です。閉じたエリア内ではなく広域的な市場で勝負する時代へ。
電力自由化の効果ですが、日本の電力消費は省エネと人口減で減少傾向ですから、サービス競争になり価格競争になるでしょう。発電会社が独立して市場競争する場合、原発のように恣意的な”安い”電力ではなく本当に競争力のある電源が生き残る時代が来るのでしょうか?
HIT210(4.2kW)の発電データ
7月26日(木)曇り
太陽光発電量 12.5kWh
エネファーム発電量(予約発電) 3.0kWh
W発電量 15.5kWh
売電量 8.2kWh
買電量 2.2kWh
W発電自給率 163.2%8
発電設備利用率 13.2%
日照時間 2.2h
連系以来 3269日(8年347日 )