「経団連が近くまとめるエネルギー政策の改革に向けた提言の全容がわかった。再生可能エネルギーの普及を底上げするため、送電網の整備を国が資金面で支援するよう求める。送電網の容量不足が再生エネの普及の足かせになっているとの指摘が多く、国が財政投融資の活用で支援するよう要請する。国内で約8割を占める火力発電への依存度を下げ、地球温暖化対策をさらに進める。」4/5 18:00付け日経電子版「送電網に財政支援 再生エネ普及へ経団連提言」より
北海道などのメガソーラーから大都会へ長距離送電するための高圧送電網ではなく、地産地消を目的としたローカルな短距離中圧送電網を整備するための財政支援になると良いのですが。大規模発電から遠くの消費地へ運ぶ時代は終わり、中規模発電から近くの消費地へ運ぶ時代になるのでは・・・co2ガスなどを大気中に排出しない超臨界co2サイクル火力発電が実用化されると再エネ発電と組み合わせてそれが現実味を帯びて来そう。
大規模発電の方が効率的で安いと言う考えも、今は多数のローカル発電所を監視センターで集中制御でき運転コストを下げる事ができますから大規模発電の長距離送電コスト*送電ロスは却って不利になります。一旦事故が発生すると大規模停電になるよりも一定エリアだけの停電で済み、近隣から給電を受けやすい地産地消送電網の方が消費者にとっても望ましいかも・・・
HIT(4.2KW)の発電データ
4月4日(木)晴れ
太陽光発電量 27.9kWh
エネファーム発電量(おまかせ) 5.8kWh
W発電量 33.7kWh
売電量 26.9kWh
買電量 1.2kWh
W発電自給率 421.3%
W発電設備利用率 28.7%
日照時間 11.8h
連系以来 3521日(9年234日)