10月19日にプレスセンターホールで「AI社会がもたらすもの―令和元年に考える」のタイトルでパネルディスカッションが行われました。(第72回新聞週間記念の集い)
パネリストはロボットクリエーターの高橋智隆氏 慶應法科大学院 山本龍彦氏 毎日新聞論説委員 元村由希子氏の三人。ロボットを通じてAI社会を推進する高橋氏とAIが人権や民主主義に与える影響、AI社会における個人情報保護のあり方からその注意点を喚起する山本氏、そしてAI社会はすでに始まっており、今後より深く人間と関りを深める過程を如何に社会に分かりやすく伝えるかを模索する元村氏が具体例を上げながら議論。
AIは数学、工学分野には強いが、人間が難なくこなしている洗濯物を折り畳む作業は苦手。出来たとしても高価なものになり実用にならない。AIはまだまだ開発途上。実態以上に恐れる必要はない。新規技術は開発目的とは違う使われ方をするもの。(高橋氏)
フィルタリングでは好みに合った情報だけ入る傾向が寛容性が無くなり分断を生む。信用スコアも使い方を間違うと差別・分断になる。ロシアのカメラは撮影画像から人の興奮度を検出できる。(山本氏)
NHKの”ヨミ子”はアナウンサーとして噛まないので優れているが、強調したり間を置くなど感情表現はまだ苦手。AIがツイッターを24hパトロールしてイベント発生を検知し知らせてくれる機能(スペクティ)を使って事件発生を知り、警察に聞くなどして取材している。(元村氏)
録音/録画/撮影禁止なので手書メモしか残せず断片的な記録ですが、約2時間多くの示唆に富んだディスカッションでした。
◎特に若い世代(デジタルネイティブ)はすでにAIに慣れており、古い世代が既存の常識をベースにしてAIの方向性を判断するのは果たして良いのか?
◎人間に殺されるのとロボットに殺されるのとどちらを望むか(どちらが人間の尊厳が守られるか)
HIT(4.2kW)の発電データ
10月20日(日)晴れ
太陽光発電量 10.5kWh
エネファーム発電量(予約発電) 3.8kWh
W発電量 14.3kWh
売電量 8.1kWh
買電量 1.4kWh
W発電自給率 193.2%
W発電設備利用率 12.2%
日照時間 2.5h
連系以来 3720日(10年68日)