先日来スマホやパッドをBluetoothアンプとペアリングしてネットからダウンロードしたメロディを既存のスピーカーで聴けることを知り”新鮮味”を感じ、しかもその時の全消費電力が1~2Wと言う優れた省エネオーディオが実現できることに驚いています。
スマホでできるならBluetooth付きのパソコンでも同じことができるのではと試したところ、実に簡単にペアリングが行われすぐに大音量で鳴ることが確認できました。スマホよりBluetoothの電波が強いのでしょうか大音量にしても音質が落ちずに迫力のある音が出ます。PCとBluetoothアンプの消費電力はAiSEGで測定すると合計で9W程度で済む事が確認できました。しかも驚いたことにPCの電源アダプタを抜いて測定対象をBluetoothアンプだけにしたところ、何とこのAiSEG測定値が0Wになるのです。これではBluetoothアンプの消費電力がAiSEGの測定下限を下回る1W未満と言うことになります。3wayスピーカー2本からは10分間以上大音量が出ていますがアンプの消費電力は0Wのまま!と言う不思議な現象が起きています。究極の省エネアンプ!かも・・・
追伸『AiSEGの測定下限は1Wより大きい値ではないか?10Wから11Wへ増えた場合は追随できるが0Wから1Wに増えた程度では閾値に満たず0Wとの表示になるのではないか?⇒これを実証するため、この分岐回路に消費電力が一定値の装置(N-50:14W)を加えて測定をやり直しました。
測定結果
PC+Bluetoothアンプ+N-50では合計25W
Bluetoothアンプ+N-50では16W (つまりPC分が9W)
N-50だけでは14W (つまりBluetoothアンプ分が2W)と判りました。
再度Bluetoothアンプだけにすると0Wでした。
これからAiSEGの測定下限(閾値)は少なくとも3W以上と分かります。アンプの消費電力が0Wで音が出ると言うことは無いと判り納得。わずか2Wの消費電力で3wayスピーカーを大音量で鳴らせるデジタルアンプはアナログアンプに比べて格段に効率が良いようです。
ただBluetoothアンプだけの測定中に奇妙なことに約70秒間0W 約40秒間約16~70Wのパターンを繰り返す現象が確認できました。この間に音量を大きく変えたと言う事はありません。ボリュームを変えても変化はせいぜい1Wでした。これがデジタルアンプの特徴なんでしょうか?』追伸終わり
PCを使うと世界中のInternetラジオを聴けるので、これまで使っていたNetwork Audio Player N-50が陳腐化し、しかもその消費電力は14W(プリメインアンプを加えると60~90W以上になる)あり省エネの観点からPC+Bluetoothアンプに軍配が上がりそうです。
趣味の領域まで省エネを云々するのは野暮かもしれませんが、聞き流す程度のBGMでは長時間でもあり省エネに越したことはありません。11月のFIT切れまでに「蓄電池を使わずに買電量を可能な限りゼロに近づける」ために省電力対象の積み上げが必要でこの消費電力の差は無視できません。
HIT(4.2KW)の発電データ
2月21日(木)曇り
太陽光発電量 8.6kWh
エネファーム発電量(おまかせ) 6.4kWh
W発電量 15.0kWh
売電量 8.0kWh
買電量 1.0kWh
W発電自給率 187.5%
W発電設備利用率 12.8%
日照時間 2.4h
連系以来 3479日(9年192日)
哲学の道 月刊茶の間2019 3 早春号裏表紙より