風見鶏つうしん:2009/8開始の太陽光発電を蓄電池付き再エネに変身させてほぼ買電ゼロを実現中の報告です。

15年超稼働中の太陽光発電に蓄電池を導入し「蓄電池付き再エネ」とすることで既築住宅での「ほぼ」買電ゼロ実現を実証中です。

時代遅れ

2019年02月23日 | スイッチング数推移など

  Bluetoothアンプ(デジタルアンプ)の存在と特徴を知ってから俄かに今までそんなものだと思っていた重くて発熱するアナログアンプが時代遅れのように思われてきました。 考えてみればアンプの基本機能は音源を増幅してスピーカーを鳴らす事ですから、その過程で重量は関係なく、発熱して電力を無駄使いすることは省エネ時代に合いません。その重さや電力消費が”良い音を作る”ために必要だと思わされていましたが、実のところ、今のデジタル音源はピュアで充分良い音なので、そのまま何も付け加えず素直に増幅してくれるだけで良いわけです。個人的には出た音を部屋の状況に合わせてチューニングするくらいの機能だけで良いのかなと思っています。
 以前からデジタルアンプはアナログアンプより素直な音で省電力と言う事で市場に出ていたようですが、Onkyoが3-state Bitstreamと言う特許技術で従来のデジタルアンプが無音時の消費電力が多めだった欠点を解決して一段と消費電力を下げたモデルを出しています。これを採用した消費電力20W前後のハイレゾ ネットワークレシーバー(CDドライブはいらない)が待たれます。

HIT(4.2KW)の発電データ
2月22日(金)晴れ
太陽光発電量      20.4kWh 
エネファーム発電量(おまかせ)  8.0kWh
W発電量        28.4kWh
売電量           19.4kWh
買電量          2.9kWh 
W発電自給率     238.7%
W発電設備利用率      24.1%
日照時間           6.7h
連系以来   3480日(9年193日)

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省エネオーディオ

2019年02月22日 | スイッチング数推移など

   先日来スマホやパッドをBluetoothアンプとペアリングしてネットからダウンロードしたメロディを既存のスピーカーで聴けることを知り”新鮮味”を感じ、しかもその時の全消費電力が1~2Wと言う優れた省エネオーディオが実現できることに驚いています。
 スマホでできるならBluetooth付きのパソコンでも同じことができるのではと試したところ、実に簡単にペアリングが行われすぐに大音量で鳴ることが確認できました。スマホよりBluetoothの電波が強いのでしょうか大音量にしても音質が落ちずに迫力のある音が出ます。PCとBluetoothアンプの消費電力はAiSEGで測定すると合計で9W程度で済む事が確認できました。しかも驚いたことにPCの電源アダプタを抜いて測定対象をBluetoothアンプだけにしたところ、何とこのAiSEG測定値が0Wになるのです。これではBluetoothアンプの消費電力がAiSEGの測定下限を下回る1W未満と言うことになります。3wayスピーカー2本からは10分間以上大音量が出ていますがアンプの消費電力は0Wのまま!と言う不思議な現象が起きています。究極の省エネアンプ!かも・・・

追伸『AiSEGの測定下限は1Wより大きい値ではないか?10Wから11Wへ増えた場合は追随できるが0Wから1Wに増えた程度では閾値に満たず0Wとの表示になるのではないか?⇒これを実証するため、この分岐回路に消費電力が一定値の装置(N-50:14W)を加えて測定をやり直しました。
測定結果 
PC+Bluetoothアンプ+N-50では合計25W
Bluetoothアンプ+N-50では16W (つまりPC分が9W)   
N-50だけでは14W (つまりBluetoothアンプ分が2W)と判りました。

再度Bluetoothアンプだけにすると0Wでした。

これからAiSEGの測定下限(閾値)は少なくとも3W以上と分かります。アンプの消費電力が0Wで音が出ると言うことは無いと判り納得。わずか2Wの消費電力で3wayスピーカーを大音量で鳴らせるデジタルアンプはアナログアンプに比べて格段に効率が良いようです。
 ただBluetoothアンプだけの測定中に奇妙なことに約70秒間0W 約40秒間約16~70Wのパターンを繰り返す現象が確認できました。この間に音量を大きく変えたと言う事はありません。ボリュームを変えても変化はせいぜい1Wでした。これがデジタルアンプの特徴なんでしょうか?』追伸終わり

 PCを使うと世界中のInternetラジオを聴けるので、これまで使っていたNetwork Audio Player N-50が陳腐化し、しかもその消費電力は14W(プリメインアンプを加えると60~90W以上になる)あり省エネの観点からPC+Bluetoothアンプに軍配が上がりそうです。
 趣味の領域まで省エネを云々するのは野暮かもしれませんが、聞き流す程度のBGMでは長時間でもあり省エネに越したことはありません。11月のFIT切れまでに「蓄電池を使わずに買電量を可能な限りゼロに近づける」ために省電力対象の積み上げが必要でこの消費電力の差は無視できません。

HIT(4.2KW)の発電データ
2月21日(木)曇り
太陽光発電量       8.6kWh 
エネファーム発電量(おまかせ)  6.4kWh
W発電量        15.0kWh
売電量            8.0kWh
買電量          1.0kWh 
W発電自給率     187.5%
W発電設備利用率      12.8%
日照時間           2.4h
連系以来   3479日(9年192日)

 哲学の道 月刊茶の間2019 3 早春号裏表紙より

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シュタットベルケ

2019年02月21日 | スイッチング数推移など

「再生可能エネルギー経済学講座サイトへようこそ。
 20世紀型の電力システムが、火力、原子力などの集中電源から電力消費地に向かって一方向に電気を送るシステムとして最適化されているのに対し、21世紀は、 再生可能エネルギー、蓄電池、コジェネなどの分散型電源、さらには熱源を組み合わせて双方向型のエネルギーネットワーク形成を図ることが求められます。本講座では、再生可能エネルギーの普及・促進策と分散型エネルギーネットワークシステムのあり方と実現のための政策を研究します。」


 これは京大のHPに掲載中の「再生可能エネルギー経済学講座」の書き出しです。原発など集中電源から分散型電源に切り替わる21世紀と言う世界の潮流を経済学の視点で紹介しています。日頃感じている事とピッタリで時々拝見させて頂いています。

洋上風力発電は、太陽光発電のようにあらゆる場所でできるものではないから、その関心は、大規模な発電関連事業者や、「促進区域」に指定されるような地元の自治体等に限られるだろうか。必ずしもそうではない。ドイツでは、海から遠い南部のミュンヘン市が所有するシュタットベルケ・ミュンヘン(Stadtwerk Muenchen:SWM)を通して、洋上風力発電プロジェクトに出資することで、発電所を所有している。
【再生可能エネルギーと大都市の持続可能性】
 ミュンヘン市はバイエルン州の州都であり、80万世帯の家計、工業、企業、路面電車、地下鉄等の電力需要を抱えており、あわせて年間75億kWhの電力を消費している。一方、ミュンヘン市は野心的な気候環境保護目標を設定しており、それは、2025年までに、自前の再生可能エネルギー発電システムによって、電力需要のすべてを賄う世界初の都市になることである。そのために、洋上風力発電を活用しようとしている。同市は、ドイツで最も重要な経済拠点の一つであり、同時にヨーロッパにおけるエネルギー利用の重要なベンチマークになる。
 シュタットベルケ・ミュンヘン(SWM)は、ドイツ最大の自治体系のエネルギー供給会社であり、再生可能エネルギー拡大のための新しいアプローチを採用している。この会社は、ミュンヘンとその周辺地域から活動を開始した。しかしまもなく、再生可能エネルギープロジェクトをより広いヨーロッパレベルにまで拡大する必要があることが明らかとなった。」2/14付け記事「洋上風力発電、都市の再生可能エネルギーとシュタットベルケ」より抜粋
⇒詳しくは
http://www.econ.kyoto-u.ac.jp/renewable_energy/occasionalpapers/occasionalpapersno114

 ミュンヘンはどちらかと言えば保守的な街だと思いますが電力政策についてはこの様に野心的な動きをしています。日本の現政権は既得損益に縛られて動きが遅いので市や県(横浜市や神奈川県)の自治体単位で世界一を目指すようなエネルギー政策を採って頂けると住民として誇りが持て住民税の納め甲斐がある気がするのですが。

HIT(4.2KW)の発電データ
2月20日(水)晴れ
太陽光発電量      20.7kWh 
エネファーム発電量(おまかせ)  7.0kWh
W発電量        27.7kWh
売電量           19.7kWh
買電量          1.3kWh 
W発電自給率     301.1%
W発電設備利用率      23.6%
日照時間           7.6h
連系以来   3478日(9年191日)

 

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残念

2019年02月20日 | スイッチング数推移など

「ここんところミサイルを撃たせなくしてやったんだから俺を平和賞に推してくれよ。」と電話で言われてnoと言えなかった? 彼がこれまでやって来たさまざまな平和に相反する政策を知りながら、冗談半分で言ったかも知れないこの要求に良く考えもせずいつも通り追従したのなら、相手にも心底「こいつは骨なしだな」と思われたかも知れません。残念です。 事実関係の説明がないので勝手な憶測です。

HIT(4.2KW)の発電データ
2月19日(火)曇り
太陽光発電量       4.2kWh 
エネファーム発電量(おまかせ)  8.2kWh
W発電量        12.4kWh
売電量            3.5kWh
買電量          5.1kWh 
W発電自給率      87.9%
W発電設備利用率      10.5%
日照時間           0.0h
連系以来   3477日(9年190日)

 ベトナム Tuan Dat カシューナッツ パッケージ

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リサイクル

2019年02月19日 | スイッチング数推移など

 10年程前に購入したオーディオ機器の内、使わなくなったスピーカーやアンプをリサイクルに出しました。嘗ては大切に扱い、楽しませてもらった機器たちですから、使わなくなったからと言って大型ごみとして廃棄するより、たとえ僅かでも再利用して貰える可能性があるならリサイクル市場で役立って欲しいものです。
 業者さんによると今でも価値があるのはスピーカーくらいでサラウンドアンプやスーパーウーファー類は今では買い手が付かず値段を付けられないそうです。買取値段が付くと言っても良品と言う条件付きで10年前の購入価格の1/10~1/30位ですが、市場の大きい中古車でも10年物ではそれに近い取引価格になるようですから使い捨て時代では普通なのかもしれません。日本で買い手がつかないものは海外に持って行くそうです。まだ日本製はブランド力が残っているのでしょうか?
 一組のスピーカーがBluetoothアンプで再利用できただけでも良しとすべきかも・・・今日もBGMを1~2Wの消費電力で鳴らしてくれています。

HIT(4.2KW)の発電データ
2月18日(月)晴れ
太陽光発電量      24.6kWh 
エネファーム発電量(おまかせ)  7.0kWh
W発電量        31.6kWh
売電量           23.7kWh
買電量          0.7kWh 
W発電自給率     367.4%
W発電設備利用率      26.9%
日照時間          10.3h
連系以来   3476日(9年189日)
こんな日は気分良好!

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