風見鶏つうしん:2009/8開始の太陽光発電を蓄電池付き再エネに変身させてほぼ買電ゼロを実現中の報告です。

15年超稼働中の太陽光発電に蓄電池を導入し「蓄電池付き再エネ」とすることで既築住宅での「ほぼ」買電ゼロ実現を実証中です。

金食い虫

2019年07月26日 | スイッチング数推移など

 「東京電力が、再稼働を目指す柏崎刈羽原発(新潟県)の安全対策費として約1兆1690億円がかかるとする新たな試算をまとめたことが26日、分かった。従来の約6800億円から2倍近くに増加した。テロ対策施設(特定重大事故等対処施設)など原発の新規制基準への対応費用が大きく増えたことが要因。 
 安全対策費は全国の原発で増え続けており、再稼働が進んでいる関西電力で約1兆250億円、九州電力で九千数百億円となっている。原発再稼働に巨額の費用がかかることが改めて浮き彫りになった。電気料金への上乗せによる、利用者の負担増加も懸念される。」7/26 22:11付け東京新聞「柏崎刈羽原発、再稼働に1兆円超 東電試算、従来の2倍近くに」より

 やはりと言うか再稼働するには新規性基準への巨額な対応費用が掛かるようです。自社の見積もりですからおそらく大甘で実施後には大きく上回るのがこれまでの通例。その費用を原発以外の電気料金にも上乗せするのは理屈に合わず、原発特有の費用は原発の発電コストに上乗せするのが道理。再エネ賦課金は新規電源を育てるための賦課金であり、再稼働するにも廃炉にするにも巨額な費用が掛かる金食い虫の既存電源を”育てる”意味はありません。

HIT(4.2kW)の発電データ 
7月25日(木)晴れ一時曇り
太陽光発電量       21.6kWh 
エネファーム発電量(おまかせ)   5.3kWh
W発電量           26.9kWh   
売電量          20.0kWh 
買電量         2.2kWh 
W発電自給率      295.6% 
W発電設備利用率     22.9% 
日照時間        8.3h
連系以来   3633日(9年346日)

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超臨界CO2サイクル発電システム

2019年07月25日 | スイッチング数推移など

 「二酸化炭素(CO2)の排出量削減に向けて,発電分野では再生可能エネルギーの導入が進んでおり,発電量も増加してい る。一方,化石燃料を用いる火力発電は,CO2排出量が多いが,大電力の安定した発電が可能であることから,ベースロー ド電源としての役割は大きい。そこでCO2排出量の削減に向け,更なる高効率化を進めて化石燃料の使用量を抑制したり, 排ガス中のCO2を効率的に除去したりといった様々な対策の検討が進められている。 東芝エネルギーシステムズ(株)は,このような中で,高効率で発電しながら,回収のためのエネルギーを使わずにCO2を ほぼ100 %回収できる超臨界CO2サイクル発電システムを,米国のNET Power社,Exelon社,McDermott社,Oxy Low Carbon Ventures社,及び8 Rivers社と共同で開発しており,キーとなる燃焼器とタービンを担当している。
 試験装置
 今回, 熱出力50 MWtの燃焼器をパイロットプラント用タービンと組み合わせる前の性能確認として,燃焼器単体の燃焼試験を行 い,着火から超臨界状態までの燃焼特性及び運転性について良好な結果が得られた。」東芝レビュー74巻3号(2019年5月)より
 詳しくは東芝レビュー:http://www.toshiba.co.jp/tech/review/2019/03/74_03pdf/a10.pdf

 2018年に燃焼試験に成功したとのニュースがありましたが、その後の動きとしてnet検索でこの東芝レビュー(2019年5月)の記事がヒットしました。          
 現段階は「熱出力50 MWtの燃焼器をパイロットプラント用タービンと組み合わせる前の性能確認」だそうですが、「着火から超臨界状態までの燃焼特性及び運転性について良好な結果が得られた」そうです。今後検証データを積み上げて実用化に漕ぎつけて戴けると次の火力発電として新設され再エネ発電と共にCO2排出が少ないローカル発電(地産地消発電)ができる安全な電源として普及しそうです。 

HIT(4.2kW)の発電データ 
7月24日(水)晴れ
太陽光発電量       16.8kWh 
エネファーム発電量(おまかせ)   4.0kWh
W発電量           20.8kWh   
売電量          14.0kWh 
買電量         2.1kWh 
W発電自給率      236.4% 
W発電設備利用率     17.7% 
日照時間        6.8h
連系以来   3632日(9年345日)

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熱中症

2019年07月24日 | スイッチング数推移など

 熱中症にご注意を!

  涼しい日が続いた今年の梅雨がようやく開けそうになった昨日、横浜市消防局からこの暑中見舞いハガキが届きました。ハガキを全戸に出して少しでも熱中症の発症件数を減らしたい消防局の意気込みが感じられます。救急車を呼ぶか病院へ行くか迷った時は#7119に電話するか、PC・スマホで「救急受診ガイド」にアクセスするように勧めています。
 今日から連日30℃超えの日が続くとの予報です。デジタル温湿度計(熱中症計)もすでに「厳重警戒」レベルを指しています。28℃までは扇風機、28℃を超えたらエアコン出動と行きますか・・・

HIT(4.2kW)の発電データ 
7月23日(火)小雨のち晴れ
太陽光発電量       13.5kWh 
エネファーム発電量(おまかせ)   6.1kWh
W発電量           19.6kWh   
売電量          10.9kWh 
買電量         3.4kWh 
W発電自給率      162.0% 
W発電設備利用率     16.7% 
日照時間        3.4h
連系以来   3631日(9年344日)

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電力需要

2019年07月23日 | スイッチング数推移など

 2011年以降、日本の電力需要は省電力機器への切替え、人口漸減などの結果、減少傾向にあります。東電さんは2017年度までの販売電力量をHPで公表されており、毎年減っている事が分かります。
 2017年度までの電力販売量推移(東電HPより)

  東電さんの2018年度のデータが反映されたグラフがまだ見つかりませんので、全国規模ではどの様に推移しているのかと言う事で2018年度までのデータが公表されている資源エネルギー庁の「各種統計情報(電力関連)」から2010年から2018年までの既存電力10社の合計電力データを参照させていただきグラフにして見ました。この統計データは2018~2016年は電力需要実績となっていますが、2015年以前は発電実績(総括)となっており需要側と発電側でベースが異なる統計になっています。2016年以降は小規模発電所の数が増えて掴み切れなくなり需要側に切り替えたのかも知れません。(勝手な想像です)電力は需要に従って発電すると言う前提で大きな違いは無いのではと思っています。

 全国の電力需要推移グラフ(資源エネルギー庁の統計データを利用して作成)

  東電だけでなく全国的に漸減傾向が続いているようです。照明のLED化や家電を新製品に入れ替えるだけで消費電力が大きく減ることが効いているかも知れません。電車や工場のモーター類の省電力化もあります。 さらに住宅用太陽光発電量が増え続けると電力会社から購入する電気量はその分減り続けます。

HIT(4.2kW)の発電データ 

7月22日(月)曇り
太陽光発電量        2.7kWh 
エネファーム発電量(おまかせ)   4.5kWh
W発電量            7.2kWh   
売電量           1.5kWh 
買電量         2.6kWh 
W発電自給率       86.7% 
W発電設備利用率      6.1% 
日照時間        0.0h
連系以来   3630日(9年343日)

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日めくり万葉集

2019年07月22日 | スイッチング数推移など

 2008年製の東芝RD-X7レコーダーの電源を久しぶりに入れて見ましたが、何故かHDMI出力が出ない(HDMIケーブルを繋いでも認識しない)、あのとっくに消滅した東芝独自のHD-DVDが読み取れないと言う現象に直面しました。東芝のサポートさんに相談しましたが薦められた電源コンセント抜き取りによるリセットでは解決せず。ダメもとで持ち込み点検をするしかないとの結論に。
 でも内蔵HDDは健全らしく10年近く前に録画したデジタル放送の「日めくり万葉集」は当時のままの美しい画像で再現できます。(HDMIではなくD端子で)

  

  テーマ曲は葉加瀬太郎さん。 美しい音楽と映像を背景に万葉集の恋歌などが壇ふみさんの朗読とともに流れ、各界の選者が情熱をこめて解説して下さいます。

HIT(4.2kW)の発電データ 
7月21日(日)曇り
太陽光発電量        8.9kWh 
エネファーム発電量(おまかせ)   3.8kWh
W発電量           12.7kWh   
売電量           7.4kWh 
買電量         4.3kWh 
W発電自給率      133.7% 
W発電設備利用率     10.8% 
日照時間        0.9h
連系以来   3629日(9年342日)

 

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