仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

【昔の手帳から】 3月25日 (81年:~三斗小屋温泉BC)

2011-03-25 02:34:57 | 昔の手帳から
【1981年】(1囘生)

5:25宇都宮 6:20黒磯 バス往復¥2,000


C高山岳部春山合宿第1日。
バスでロープウェイの山麓驛まで行き、そこから歩き始める。
茶臼岳の北側を廻り込むやうに登つて行くと、「峰の茶屋」に到着。
ここは風の強いことで有名な峠で、雪も風に吹き飛ばされてゐる。
「峰の茶屋」からは那須連峰の西側に下ることになる。
その頃から雪が降り始めた。
朝日岳から西に伸びる尾根を廻り込むと、そこが我々のベースとなる三斗小屋温泉。
名前通りの温泉地で、「煙草屋」や「大黒屋」といふ温泉宿がある。
祕湯と云つてよいだらう。
温泉宿の横にテントを張つて、行動終了。




【1982年】(2囘生)

春山出發 17:30船橋


C高山岳部の春山合宿。
行き先は尾瀬の至佛山。
尾瀬は 高1の春山合宿 で燧岳に登つて以來。
その時は清水峠を越えて長藏小屋のところにベースを置いたが、今囘は鳩待峠にベースを置く。
至佛山は登つてみたい山だつただけに、樂しみだつた。

船橋17:30集合といふのは妙に早いやうな氣がする。
もしかして、19:30の書き間違へだらうか?




【1983年】(3囘生)

57年度レポート提出締切
イムラ 中央食堂13:00

この日がレポート試驗の提出締切だつたらしい。
だとすると、前年や前々年はどうしてゐたのだらう。
山に登つてゐる餘裕があつたとは思へないのだが・・・
もはや諦めてゐたのかな。

イムラは建築學科の學生で、同じ塾で講師をしてゐた。
その彼と待ち合せをしてゐる理由がわからない。
當時社會學專攻の私と建築の彼とでレポート試驗の情報交換の筈はないし・・・
いや、そもそもレポートの提出期限だし。
となると塾關係だと思はれるが、まつたく記憶にない。

ちなみにイムラは大學院に進み、私が入社した會社に1年後れで入つて來た。
就職活動でOBに會ひたいといふ電話を受けたのは、人事部にゐた私だつた。
「K大のイムラと申しますが・・・」
「を?K大のイムラさんといふと枚方のKゼミナールで講師をしてゐたイムラさんですか?」
「え?・・・」
「オレだよ、仙丈だよ!」
「え、ええ~!」





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