今日の晩ご飯。
フェイスブックで、今日はマンボウが入荷したとの情報に接して、見事にルアーに釣られました!
まずは、先付け。
ヒジキです。
髪の毛に良いといわれますが、手遅れです。
次は、ホタルイカの沖漬け。
旬のものを食べると寿命が延びると云いますが、さて。
さて、マンボウ。
どうしましょうかと訊かれて、選択肢を教えてもらい、ガーリック醤油バター焼きにしました。
ホタテとイカの中間の食感みたいと言われましたが、フグの食感に似ていました。
歯ごたえがあるのです。
味は淡白で、バター味がぴったりはまる感じでした。
野菜を喰えと人々はいう。
おいらは馬でも鹿でも無いという。
不毛な争いを避けるため、小芋の磯辺揚げを。
猫舌のおいらには凶器。
そろそろ〆ようかと思っていたけれど、なんとなく口さみしかったので、つい。
昨日食べた造りのホッケを焼いてもらいました。
これぞまさにホッケ。
だんだんよく鳴るホッケの太鼓。
これは亡き父がホッケを食べるたびに言っていたセリフ。
これを書いていて思いついたのですが、もしかして法華だったのかもしれない…
どんつくどんつく叩きながら歩いてたのは法華経信者だったかな?
というわけで、ようやく〆です。
〆はなんとカレーなのでした。
僕はカレーは辛いのが好きで、「リンゴとハチミツとろーり溶けてる」なんて言語道断。
このカレーはそこそこ辛味があったので、ま、よしとしときましょうか。
ご馳走さまでした。
子どものころは手鏡みたいなのをダンダン鳴らして物を乞いに門前に立つエセ法師がいました。
(もちろん法華経の僧侶はエセではありませんが)
ただ、「だんだんよくなる」は卑猥なフレーズのダジャレのようなものだったと記憶しています。
な~んて真面目に書いている自分が可笑しくなりますが(笑)。
マンボウ、一度は食べてみたい魚です♪
父はホッケを食べる時にシャレてみせていたのかも。
いまとなっては知る由もありませんが。
私は北杜夫の「どくとるマンボウ」ファンでしたので、マンボウを食べて感無量です(笑)
何度も読み返して笑っていました♪
「青春記」は一番好きでしたね。(^-^)
あれで旧制高校に憧れました。
ストームかけたい!
生まれてくるのが40年ほど遅かった・・・(笑)
マンボウのお話が盛り上がっています。北杜夫さんの「ドクトルマンボウ青春記」は、旧制松本高校に入学し、北アルプスの峰々を一人で歩く部分が好きです。
北杜夫は好きなチョウの採集をして山の中を歩きます。
さて、マンボウですが、たまたま40年以上前には、避寒のために2月に房総半島の九十九里側の千倉に行っていました。温暖な気候で、春の花が咲いていました。
この千倉漁港では、たまにマンボウが網に引っかかると「マンボウあり」の紙が出ます。でも、当時のマンボウはかなり高価で、宿泊する旅館では、頼めませんでした。
当時は、アジやマグロ、貝類などでも捕りたてで新鮮でものすごく美味しかったです(当時は高速道路がなく、千葉市側からの山越えは大変でした)。鄙びた九十九里側でした。
房総半島の九十九里側は暖かいので、旧パリーグの野球チームが春の合宿キャンプ地にしていたこともありました。パリーグはテレビ放映がない時代でした。
あの茫洋とした、ぷかぷか海に浮いて漂っているようなイメージのマンボウくんが網にかかるところを想像すると、なんだかかわいそうな気になってしまいます。
いま私の母が九十九里の近くに一人で住んでいますが、ボケが始まっていて、そろそろ
近くに引っ越すつもりです。