仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

【2011 公式戰】 ● 阪神 0-4 ヤクルト (甲子園) ●メッセ /借金2

2011-10-18 21:02:40 | 阪神タイガース
現在2位で順位の變動がかかつてゐるヤクルトと、チームとしての目標が失はれた阪神。
ゲームに臨むモチベーションが違つても不思議はない。

メッセンジャーは制球が定らず、ピリッとしなかつた。
2囘に相川の犧牲フライで1失點。
4囘には相川のタイムリーで1點を失ひ、さらに館山に四球を與へて2アウト滿壘のピンチを迎へる始末。
幸ひ、青木をレフトフライに打ち取つて事なきを得たが。
相手チームからも、今年一番惡い出來なのではないかと云はれたらしい。
5囘にはバレンティンのけふ3本目のヒットがレフト線へのタイムリーとなり、3失點目。
さらに森岡のタイムリーで4失點、ここでつひにメッセ降板。
ヤクルトキラーのメッセもけふはダメダメだつた。
渡邊亮が登板。
5囘途中4點のビハインドの局面でナベリョウかよと思つたのは私だけ?
ま、さすがにナベリョウ、2アウト3壘1壘のピンチをピシャリと抑へてくれた。
以下、略。

今年の眞弓阪神について、解説の小山さんが云つた。
「結局、選手が額面通りの結果を出せなかつたといふことだよね」
福本さんの云ふ通り、これだけの戰力なのに云々といふ議論もあるが、私も小山さん同樣、選手のパフォーマンスに問題があつたと思ふ。
金本、城島は勿論、ブラゼルにしても新井にしても年俸に見合ふ成果を出せたとは云へないのではないか。
選手の名前に引き摺られて戰力を評價してもナンセンスだ。
確かに結果については監督が責任をおはなくてはならない。
しかし、その結果の原因をすべて監督の所爲にして濟ましてはいけない。
原因究明は個別具體的に徹底しないと、將來へ向けての具體的な對策をたてることが出來ない。
監督の首をすげ替へ續けてゐては、いつまで經つても強いチームは作れないだらう。
この3年間、阪神は選手の世代交代の時期にあたつてゐた。
それでも、目先の勝利と將來へ向けての選手育成との兩方が求められる。
さうした状況を考へれば、眞弓監督の苦勞がしのばれるといふものだ。
個々の戰術に問題が無かつたとは云はないが、眞弓監督の最大の問題は金本をスタメンで起用しつづけたことだらう。
でも、これはほんたうに眞弓監督だけの問題だつたのか。
素人にもわかることが眞弓監督にわからなかつた筈はない。
さう思ふと、これは我々ファンには理解不能な謎である。

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<けふのスタメン>
1番・平野、2番・柴田、3番・鳥谷、4番・新井、5番・ブラゼル、6番・マートン、7番・俊介8番・藤井9番・メッセンジャー


勝利投手 [ ヤクルト ] 館山(11勝5敗0S)
敗戦投手 [ 阪神 ] メッセンジャー(12勝7敗0S)

バッテリー
ヤクルトバッテリー 館山 - 相川
阪神バッテリー メッセンジャー 、渡辺 、筒井 、藤原 、西村 - 藤井彰 、清水


スコアプレー
2回表 相川 1アウト2,3塁の1-1からセンターへの犠牲フライを放つ
神 0 - 1 ヤ
2回表 ヤクルト先制! 神0-1ヤ 2アウト2塁

4回表 相川 2アウト1,2塁の1-1からセンターへのタイムリーヒット 神0-2ヤ 2,3塁
神 0 - 2 ヤ
5回表 バレンティン 2アウト1,3塁の2-1からレフトへタイムリーツーベース! 神0-3ヤ 2,3塁
神 0 - 4 ヤ
5回表 森岡 ランナー2,3塁の2-0からライトへのタイムリーヒット 神0-4ヤ 1,3塁





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