愛の世界の住者

あたたかい人
それは
愛の世界の住者

心がしずかになり 光になる

黙って
人の話をきいてゆくと
おのずから
心がしずかに
なるものだ
人は
そのとき
自分でも気づかないうちに
光に
なっている

私たちは 大河の一滴の水

私たちは
生命という
大河の一滴の水
だがまた
この一滴は
世界人類
宇宙人類
という
とてつもなく
広い大地に
根をおろしている
その大木を
ささえるものは
神である

私が あせり心をなおしてあげる

　　　　〇
決して
どんなときにも
あせってはいけない
けれど
もし
あせるようなことが
あったら
平和の祈りのなかで
私を
呼びなさい
あなたのあせり心を
なくしてあげるから

私たちは 肉体をもったまま 霊人に

　　　　〇
空っぽになったら
なんにも
なやむものが
なくなって
ただニコニコ
している
人間はみんな
そんな
ものなのです
そういう存在なのです
それは決して
霊人たち
だけの世界ではない

私たちは
肉体をもったまま
消えてゆく姿で世界平和の祈りを
行ずることによって
すべての人がこのことに気付くときを
はやめようとしているのです