紙にも
いのちが
あることを
君は知っているか
すみをつぎ
筆に
ふくませ
筆を
おろす
その時
筆をおろす
私のいのちと
私をこえた
何ものかとが
合奏して
一つの流れが
書となるのだ
紙はそれをいただくいのち
私は我知らず
いのちと合奏しつづける
いのちが
あることを
君は知っているか
すみをつぎ
筆に
ふくませ
筆を
おろす
その時
筆をおろす
私のいのちと
私をこえた
何ものかとが
合奏して
一つの流れが
書となるのだ
紙はそれをいただくいのち
私は我知らず
いのちと合奏しつづける