(前日からの続き)
この世にあらわれているもの
あらわれてくるものは
すべて消えてゆく姿であって
のこるものは
ただ
神の愛ばかりなんだ
肉体は苦しい
想いは苦しい
苦しいままに
世界平和の祈りのなかに
投げ込んでゆくと
救世の大光明が
その苦を抱きとって
いつの間にか
安心立命している自分が
祈りのなかから
あらわれてくるのです
徹底した感謝行である
この祈りを唱えてゆくときに
朗らかな
自分自身
神の大愛といつくしみのなかに
しっかりと抱かれている
自分自身
世界人類のなかの一人としての自分自身
そして
平和の気の流れの一すじである人間の
本当のすがたを
しらされてゆくことに
なるのであります
平成2年1月30日 記