201108 東京南東部
熊谷カルチャーセンター 第5回
熊谷から行く東京散策②深川飯「深川宿」
平成25年10月11日(金)
門前仲町から下町散策,
両国の相撲部屋を巡るたび
門前仲町駅-(「深川めし」正味)-富岡八幡宮(深川七福神)-深川不動尊「参拝」-「深川の街散策」-法乗院(深川えんま堂)-深川江戸資料館「見学」-清澄公園「散策」-深川稲荷(深川七福神)-萬年橋-芭蕉庵史跡展望庭園-「隅田川歩き」-芭蕉記念館「見学」-八名川公園-深川神明宮(深川七福神)-「清澄通り歩き」-森下駅-「清澄通り歩き」-足袋博物館-吉良邸跡-相撲写真資料館-相撲部屋巡り(時津風→出羽海→井筒→春日野部屋など)-両国花火資料館-回向院-両国駅
最近、熊谷のカルチャーセンターの依頼で、「お江戸巡り」等度言う講座を継続的に行っている。今回は、「門前仲町から下町散策,両国の相撲部屋を巡るたび(5回目)」。毎回いろいろな店をご紹介しているが、今回は、深川。やはり深川飯は外せない。深川江戸資料館の前の「深川宿」へご案内した。
私はこの店に入った記憶があまり無かったが、本店ではあるが意外と小さな規模の経営。上がり框2席と、いろり風のカウンター8席程度の20人も入れば十分な店舗。どうにか10人の入店を果たす。このあたりには、散在して3店舗ほど深川飯を食べさす店があるが、この店が評判がよい。
最近は、豊岡八幡宮の門前に支店を開業し、規模も大きくそこが主にもなっている感じがする。しかし、店内は壮年のご夫妻らしい人が運営。気持ちの良い応対をしてくれた。特に奥さんが非常に上品なかた、江戸の女将さん風の感じ、これだけでも入店した界があるという物。なにか落ち着きました。
メニューは少ない。基本は深川飯(ぶっかけ飯)と浜松風(炊き込み御飯)。2種。量の具合、組み合わせで変わる物。いずれも小鉢・香の物が付く。最近の原材料高騰のあおりであろうか、いささか値もはっているような気がする。
我々のグループは、2分化。ミニ丼2種2100円と1種のセット1280円に、わたくしはあまりお腹が空いていなかったので「深川飯(ミニ)」としておいた。それでも十分名量。2種を選択していた人は多少閉口していた。しかし、おいしそうなデザートには満足していた。
奥の厨房では頑固そうな親方が一人で調理を担当、若い従業員が盛りつけ等を担当していた。次々にできたての物が提供される。それがこの店の人気も支えているのかもしれない。テーブルには、土産等でも出されている佃煮等の試食が置かれ、お茶請けとして食事まで堪能させていただいた。
深川飯は、みそ仕立てのアサリ味噌汁(具沢山)を御飯にかけたようもの。効能書き通りである。しかし、親方が火の加わり具合を絶妙に調節しているのであろう。おいしい出汁・柔らかいアサリが堪能できた。特に具さいの葱とは相性がすこぶる良かった。
小鉢は優しい味付けの煮物。なかなかおいしい。白い御飯が欲しいぐらいである。香の物も自家製であろう、浅漬けのぬか漬け、おいしい。十分な量でした。おすましのようなワカメの汁も薄味。丁度深川飯の濃さとバランスがとられていたのかもしれない。
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