回想「チラシの出来るまで」

赤が目に痛い・・・と評判の（？）ダブルソロ公演チラシ。写真の撮影は新宿各所で一月はじめのとても寒ーーーい早朝に行われました。朝日が昇ったばかりのam７：００、あらかじめロケハンされていた西参道口の交差点に集合。新宿の街もさすがに静かで都庁の周りにはカラスの声が響くばかり。それはもう寒くて寒くて×４・・・（今思い出しても寒～！）
集まったのは、モデルの林、小鉄両名。デザイナー兼カメラマンのタカハシさん、と、なんとなく心配でついて来た制作の三五（結果的には荷物番係として役に立ったけどだいぶ後悔しました。あんまりに寒くて）。
「じゃ撮りますか」
ってタカハシさんが声をかけても、バイクで来た小鉄さんは完全に凍りついていてニット帽すら脱ごうとしません。いっぽうの林さんは「春の公演のチラシなんだから春物の方がいいよね」っていきなり歩道で上半身脱いで着替え始めます。寒いのに。その根性と気遣いはたいへん立派（ですが、結果的にはたいして写っておりません・残念）。
朝といっても交通量の多い甲州街道で、何カ所か角度を変えて撮影は３０分程で終了。すぐ次のポイントに移動です。じっとしてると寒いので。
だんだん日が昇って眩しくなる中、スタバでコーヒー飲みながらちょっと暖まります。その間にデザインの打合わせなどし、小鉄さんは化粧室でモヒカンをしゃきっと立て直してきました（笑）。
先に二人のポートレート、そしてメインの撮影。増えて来た通勤途上の方々に不審の目で見られたり、警備の人に追い出されたりしながら、どうにか終了。
今度は西口に移動です。「駅構内の雑踏で」という希望で、通勤ピークのJR改札へ入ります。どさくさにまぎれてさくっと３分程で撮影。そのまま私電車に乗ってバイトに行きました。その後西口付近でもう一カ所撮影し、解散したそうです。
ああ今思い出してもあの朝はほんとに寒かった・・・・・。

さて、チラシ表面に採用されたあの写真は、一体何処で撮ったでしょう？
「外国？」とか聞かれますが新宿です。皆さんよく知ってるあの壁です。
諸般の事情により公にはできないので すが (^_^; 　
・・・公演アンケートに回答欄作ろうかな。正解者にはこっそり「＊＊をプレゼント！」（何にしよう？）。
　
この画像は採用されなかった朝の一枚。よく見ると小鉄さんのモヒカンがまだ未完成です。

（制作）