2012年沼津公演決定！

2012年沼津Xmas公演の日程が決定いたしました！！


今年は12月22日（土）です！！
昨年は3年ぶりの復活でした。
連続開催できてホント嬉しいです。



沼津市社会福祉協議会の皆様ありがとうございます！



上の写真は昨年の公演終了後に沼津のスタッフの皆様と一緒に撮った写真です。

公演詳細は決まり次第SOUKI最新ステージ情報HPにてアップいたします。
最新ステージ情報HP

SOUKI制作

パントマイムの稽古ってさ。

今SOUKIのクラスでは「登る」「降りる」という稽古している。
テクニックで言うと「梯子」「階段」「崖」etc…

「物語」を表現する上で、
パントマイム・テクニックとはさり気なく存在していなくてはならない。
全面に出ちゃうと伝えたい事が希薄になる可能性がある。
だから「さりげなく」ね。

体重移動・固定点・胸のコントラクション、動きのスピードの強弱、
そしてカウントも数えながら全てを行う。
最低限この位のことはキッチリ出来なきゃならん。
それも、さ・り・げ・な・く・し・ぜ・ん・に。
これはね、単純な稽古の繰り返しでしか手に入れられないんだ。
何度も、何度も身体に染み込ませる。
鏡の前で自分と嫌ってほど向きあうのさ。

テクニックに気を取られているとね、ものなんて語れないのよ。
そっ、感じたことを身体に表すことなんて不可能だな。
「登る」って事は、時間も経過するし空間も移動する。
登り始めと、登っている最中と、登りきる間近では心のあり方も違う、
恐怖感もある、到着する喜びもある、疲れも感じる。。。
当然身体にも現れるわけだ。
そして、登る理由もあるはず。
まっ、いま思いつくだけでこれだけある。
ぜ～んぶ己の身体一つで表しちゃうんだぜ。
大変だね～。
まっ、大変だから永く続けてられるんだけどさ。（笑）

パントマイムの稽古とは、
テクニックを駆使して、感じる全ての事を身体で表現する術を得るってこと。

「なにもない空間にて、まるでそこにあるかのように見せる芸術」
削ぎ落した身体芸術。
シンプルだから…いいじゃない？
忘れがちだけどさ…これってコミュニケーションの原点だもんな。

たまには、稽古のことを真面目に書こうかな…っと思った４月11日水曜日。

スーパーパントマイムシアターSOUKI
江ノ上陽一