あの当時、市ヶ谷にプッタパルティのアシュラムに
詳しい旅行代理店があってさ
そこで色々と情報を仕入れたんだ
往復の旅券を手に入れ
デリーの国際線ターミナル近くのホテルの予約だけは
日本で手配していった
インドに到着するのは夜中だったから、国内線に乗り換えるのに
どうしても1泊しなくちゃならなくてさ
夜中にホテルに行って満室なんて言われたら面倒なんでね
まぁ、ここ成田からテンヤワンヤの道中が始まることになる
まず、デリーの空港(ラジーヴ・ガンディー)がストってことで
行き先がデリーからボンベイ(ムンバイ)に変更されちまった
まだ、成田なんでね
職員も日本語ができるから説明を聞いたら
ボンベイで国内線に乗り換えてデリーまで行くことになるらしい
マジかよ?って感じでしたね(笑)
とにもかくにもエアーインディアに乗り込む
ここでもカルチャーショック盛りだくさんっすよ(^_^;)
ベルト着用サインが消えると…
とにかく外国の方々は立ち上がって
あちこちでおしゃべりが始まる
俺の頭の上でもお構いなし(苦笑)
で
客室乗務員さんは2丁拳銃よろしく
両手にスプレー缶を持ってなにやら噴射しながら
通路を歩いてるし (・_・;)
*あれは一体何だったのか…未だわからず…
食事の際の「ミート?」「ベジタブル?」の質問も
優しい笑みなんて浮かべることもなく
無愛想に聞いてくるし (´ε`;)ウーン…
*超機嫌悪いじゃん、この乗務員!って、日本人の俺には感じられたのである…
「ミート」って、答えると
黙って、食事の乗ったトレイを
座席テーブル10cmの高さから落下させるように
置いていくし (ー_ー)!!
*ドン!って、食事のトレイを眼の前に置かれたのは
生まれてはじめてのことであった…
とにかく…
俺の人生では全くの未経験ゾーンに
無事に突入したのである(笑)
スーパーパントマイムシアターSOUKI
江ノ上陽一