1983年か84年に
札幌市民会館で上演された
山海塾の「縄文頌」を観た
この山海塾の得体しれない身体の神秘と美意識に
物凄い衝撃を受けたんだ
そして
俺の頭から離れることがなかったのさ
演劇もダンスも何もレッスンを受けたことのない俺が
これをきっかけに
身体表現の世界に入ることになる
人生を変えてくれたのが
山海塾であり
天児牛大さん
俺はへそ曲がりでね
舞踏の世界ではなく
パントマイムの世界に飛び込むことにした
今は…これで良かったって思ってる
パントマイムが心から好きだから
でも
きっかけは
天児牛大さんの創り上げる
山海塾の舞踏だった
舞台にはこんな力があるんだ
ご冥福をお祈りいたします
スーパーパントマイムシアターSOUKI
江ノ上陽一