スーパーパントマイムシアターSOUKI ブログ

「銀河鉄道の夜 Gray ticket, Green ticket」ご来場ありがとうございました。

躰は賢く頭は迷宮を彷徨う(^_^;)

2024-12-13 18:10:26 | 個人レッスン

今日は個人レッスンの日です。

 

そこに存在しないものを見せる奇跡を生み出す

パントマイムが出来るようになるには、

自分の躰の細部を常に意識して操りながらも、

どの部分を動かし、

どこを緊張させて、

どんな軌跡を描くのかを

無意識で出来るようになるまで

修練することが必要な身体芸術なのですよ。

 

なーんてね。

分かったようなことを言ってますね~(^_^;)

でもねぇ、「知ってること」と「出来ること」は大きく違うし。

「やりたいこと」と「今やれること」は大きく違うのよ!!

 

そう、その「大きく違う問題」を抱えているのが私なのです。Orz

 

江ノ上先生は、そんな問題を抱える私の

「今」の状態を明確に指摘して下さり、

問題克復に必要な「コツとテクニック」と

「身体技能」を手に入れる練習について、

とても分かりやすく教えてくださいます。

 

私にとって、自分の弱点が何かを明確に知り、

それを改善する方法を習うことが出来る

この個人レッスンは本当にありがたく、

必須の機会です。

 

さて、今日は、階段を上がる動きを見せるために使う

躰の各パーツの動きを、

細かく部分解剖的な解説付きで教えていただきました。

 

え?部分解剖?!って何と思うでしょ?

 

つまりね、単に階段を上る動きであっても、

観客がそこに階段があることを信じられる演技をするためには、

演者は躰の各パーツを別々の動きで、

なお且つ同時にそれらを動かすことが

無意識に出来る技能を備える必要があるのですよ。

 

え~!そうなの~?簡単そうに見えるのに!と思ってたでしょ?

 

そんなに簡単ではないのですよ。

ビックリですよ(私だけ?(^_^;))

 

あのね、私の躰はですね、

躰のパーツを部分部分で別の動きをしながら

同時にそれらを動かしてということが、

得意じゃないのよ!

 

カスタネットだってもまともに叩けたことないのだもの!(今さらの告白)

 

そんな、私が、そこに存在しない階段を

見せる奇跡を生み出すことが出来るようになるには、

「パントマイムの奇跡をたずねて三千里」程の長い道のりが必要だなと、

自覚している今日この頃なのです。

 

たとえそうだとしても、

せっかくの一度きりの人生。

自分のために、きっとそこに到達するわよ!

 

千里の道も一歩から、

江ノ上先生、引き続きのご指導をお願いいたします!

 

早柚