美空ひばり
昨夜何気なくつけたテレビで,アナザーストーリー「女王 美空ひばり魂のラストステージ」という番組をやっていて,思わず最後まで見てしまった。
番組は,1988年東京ドームでの病気からの「復帰」公演から,1989年2月の小倉での最後となった公演までの,病魔と闘いながら歌い続けるひばりの苦闘を,4人の関係者の証言とともに追っている。
わたしは,若くて生意気盛りのころ,美空ひばりが好きだということは,恥ずかしいことだと思っていた。しかし,歳とともに生意気さは薄れ,ひばりの歌声を称賛することに躊躇を感じることはなくなった。彼女の歌の中で最も好きなのは,「愛燦燦」と「川の流れのように」。楽譜を手に入れて練習し,カラオケに行くたびに歌った。
小倉公演を最後に,予定していた全国ツアーは中止されひばりは舞台を去った。その日の日記にひばりは「春風に花咲くものと待ちわびてわが願い永久に叶わじ夢のまた夢」と書いたという。
この公演の映像は残されておらず, 1本のカセットテープに歌声が収録されている。20曲歌い切った最後は「歌こそわが命」。鬼気迫るものがあった。
友 の 死
敬愛していたO・K君が7月に亡くなったとの報に接した。残念だ。寂しい。心を込めて,コカリナを吹いた。シューベルトの「アベマリア」,そして「アメージング・グレース」。彼の霊よ安かれ。
蓮 の 花
息子の運転でドライブしていたら,蓮の花を見かけた。茨城は蓮根の生産日本一。阿見町にも蓮田が散見される。
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