
文藝春秋を買った。
芥川賞発表が載っていた・・・「共食い」田中慎弥 「道化師の蝶」円城 塔
「共食い」・・・遠馬・仁子・円・琴子・千種の人間関係が複雑 父の性癖が子にも遺伝 そのストーリーが読者を引きつけるのだが、その性描写がなかなかエグイ・・・ちょっと、18禁では・・・
面白かったけど、こういう小説が、芥川賞なんだ~って、ちょっと違和感を感じます・・・「苦役列車」も、ここまで、自分の内面を暴露していいのかっていう私小説で、これも面白かったし、意外と文体も読みやすかったけど、同質の違和感があった・・・
「道化師の蝶」は、私的には、全く解りません、理解できません、面白くありません、最初だけよんで、後は、斜め読みでした・・・これは、石原慎太郎氏の書評に同感です。