絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

岩手のYさん 50号続き

2015-03-31 | 通信指導
岩手のYさんが、50号を描き込んで見せてくれました。

枯草の表現で苦労しています。



もうほとんど完成で良いくらいですね。
もし、やるなら、右上のあたりに少し上にはみ出す枯草があった方がいいかなと思いました。

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FNさん 50号続き

2015-03-30 | 絵画指導
FNさんの50号制作の続きです。



昨年に続いて奥入瀬風景を描いています。
昨年はかなり苦労して仕上げましたが、今年は結構順調にここまで進めています。

ここでのアドバイスは、本庄のFさんと同じように、木の表現です。
木は、素人は、電柱のようになってしまったり、ビニールテープやホースのようになりがちです。
これを本物の木に見せる方法は、おできを作ることです。

木の途中から枝が出かかって、出なかったような部分を作るのです。

私は、それをクククッと上に伸びていくと言って教えます。

今は、まだ木がなめらかにホースのようになっています。

ーーー

水も白すぎるので、もっと暗い部分を多くする必要があるでしょう。
奥入瀬の水はこのように白い泡のように見えるので、それを審査員が知らないと
こんな水はおかしいよと言われます。

水は透明ですが、素人は透明なものは白いと思ってしまう人がいるようです。
それと勘違いされそうなのです。

因みに、ガラスを描くときも同様です。透明なガラスは白いと思っている人がいます。
透明な物は、白いのではなく、向こう側にあるものが見えるのです。

水は、角度にもよりますが、上にある物が写ります。
流れのあるものは、表面が凸凹しますから、周りにあるいろいろなものが写ります。
多くは、空が写ることが多いでしょう。

この奥入瀬の風景は、空があまり見えませんから、林の植物がほとんどですが、
泡があるので、白くなります。
しかし、近い部分は、川の底が見えるかもしれません。その辺りは良く見て描きたいところです。


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本庄のFさん 50号下描き

2015-03-29 | 絵画指導
本庄のFさんが、50号の下描きを終えました。
ここから色塗りに入ります。



暗くてあまりよく見えない部分の木をデッサンの段階では描いておいてくださいと言いました。
それをやってくれました。
ただ、素人は木を描くとビニールテープが泳いでいるようになります。
これは、ややその心配があります。芯のある重力に逆らって上に伸びて行ったという感じがほしいです。

また、人物を描き込む予定ですが、そのことについては、とことん研究してそれがあるために、いいねと言われるような
ポーズ、配置、組み合わせになるようにしたいです。
そのためには、適当に描いてはいけません。
私は、人物のデッサンをして、それをいくつもの拡大縮小コピーを取らせて、いろいろな場所に張り付けて、写真を撮らせます。
そして、何パターンも作った後、それらをじっくり見つめて、最高のポジションを選ばせるように指導しています。

いまは、簡単に考えすぎているので、やり直しを注文しました。

これについては、生徒さんと私との戦いです。私はダメ出しをするだけですが、生徒さんはいつまでたっても合格がもらえないで
苦しみます。
正解はたくさんありますが、だめな答えもたくさんあるので、私が考える正解の範疇に入ってくるまでやってもらいます。



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群馬のTさん 30号の制作

2015-03-28 | 絵画指導
群馬のTさんが、デッサン会に参加するようになりました。

そして、いま、30号の水彩画を始めました。



川と岩の風景です。ここに釣りをしている人を最後に描き込む予定です。

下は川ですが、まだ色着けをしていません。

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嵐山のKさん 50号制作

2015-03-27 | 通信指導
嵐山のKさんが、50号の制作を始めました。



場所は赤城山だそうです。
下に大沼が見えるところだそうですから、結構山の上から見下ろしていますね。

霧氷があるらしいので、それをどのように描くかが問題。
それから、この絵は手前の木の幹と枝が勝負なので、そこに繊細な表現を求めます。

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