絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

Fさんの100号 完成間近

2012-08-31 | 絵画指導
Fさんが、頑張って進めてきました。
ちょっと、足が目立ち過ぎなので、殺してみましょうと言って、やってみました。
綺麗な方が直す前です。汚く汚した方が直した後です。
どうでしょうか。

 

床についている部分の影も入れてみました。影の出発点の重要性を感じてくださいと話しました。

後は、顔と手が上手く描けたら、かなりレベルアップするのですが、そこはとことん勝負です。
頭は、光る部分を入れると立体感が出ます。それは必要です。
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金屋の雪 続き3

2012-08-31 | 私の絵
やはり、少しうるさくなりました。
さあ、どうしよう?



これは、10号の水彩画なのですが、60号を描くのと同じくらい大変です。
小さい絵だから楽だと思う人もいるかもしれませんが、小さくても一つの作品として完成させるには、大きい絵と同じくらい大変なのです。

きちんと、空間に収まればうるさくないのでしょうけれど、本物に近づけるには、まだまだ枝が足りません。
それをどこまで描くかです。描けば描くほどうるさくなるのではいかんなあと思いながらどうすべきか。

また、モノクロ調をどうするか、雪景色をみると、私には他の色が見えません。
写真を見ても、全くこんな感じです。しかし、隠し味でいくらか色を入れないとモノクロが単調に感じます。
その点も課題です。これはこれでこのままにして、次の作品で、隠し味の色を入れてみて、比べてみようかと思います。



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金屋の雪 続き2

2012-08-30 | 私の絵
少し進めました。



細かい枝をどこまで描くか?全部描くとうるさくなるかなと思いながら、しかし、描かないと本当にならない気がして、描こうとしています。木の右下は池があるのですが、その形が単調にならないように気を配る必要があります。

雪景色で、水の質感を出すには、この位置からでは難しいです。

実際は、立札があったり、邪魔なものがいろいろあるので、結構省いています。
しかし、左の電柱は入れました。
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Aさんのモデル組み

2012-08-29 | 構図の研究
Aさんのモデル組みをやってみました。

初めて描くので、何を描いたら良いかわからないというので、Sさんのモデルの研究を見せました。
すると、こういう物置なら家にもあるというので行ってみると、ゴチャゴチャしたものがありました。
そこで、本人と私とお母さんの三人で、共同でやってみました。

撮影した写真は、20枚くらいありますが、それぞれ問題があり、その問題を解決しながらたどり着いたのがこれです。
ご覧ください。



一枚づつご紹介した方が分かりやすいのですが、手間が大変なので、今回は、結果のみとします。

もう一枚は、同じ構図でメインだけ変えてみました。



主役の設定、脇役との関係、動きのある構成、見ていて飽きないように、リズムとバランスなどを考えてあります。
また、光の方向、暗い物と明るい物のバランス。それぞれの物の角度で、動きを出すなども考慮しています。
どこかが、穴が空かないように、間が抜けないように、物の向く方向も、文字の見え方などを考慮してみました。
靴のポーズも大切です。

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金屋の雪 続き

2012-08-28 | 私の絵
少しだけ描き進めました。
細かい枝を描き始めましたが、大変です。細かく描いてもうるさくならないように、
しかも自然に空気の中に感じるようにと思って描いています。



細かい枝は、細くて目立たないから適当でいいやと思ってやると、自然さが出ません。
やはり、自然の物は自然の摂理に則っているようです。だから、それこそ神経を使って、木の特徴を考えながら丁寧に描かなければなりません。地道な作業ですね。本来は、手前に来る枝と向こうに行く枝では、空間に違いがあるので、違って見えるはずなのですが、どうもこの雪景色では、はっきりしません。そこが難しい所です。
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