麓原展の審査について、お話します。
審査員は、16名います。その内の半数、すなわち8名の手が上がれば、入選とします。また、賞候補はいかがでしょうかと司会進行が声をかけて、5名以上が手を上げれば、賞候補になります。(最近は、私が何年も続けて、進行をしています)
今回の場合は、その賞候補が21名になりました。
賞は、10名と決まっているので、21名の中から絞らなければなりません。そのため、投票をします。審査員が一人で10名を選んで投票するという方法で行ないます。
そして、投票の多い順に上から、麓原賞、M氏賞、奨励賞と決まりました。
ーーーーーー
この方法は、一人が5票づつ投票するとどうなるのか?3票づつだとどうなるのかと、やりかたによって、審査の結果が変わると思います。だから、それは、難しいのですが、麓原会では、最近は10人に投票をする方法でやっています。
ーーーーー
一般の審査は、以上のように決まりますが、その次に、会友の審査、会員の審査が行なわれます。それは、展示してからになります。
会友というのは、一般で出品していて、2回以上特選を取った人、1回特選になって、5年連続入選している人、また、10年連続入選を果たしている人が資格を得て、その後、レベル的に会友にしてもいいと思える人が推挙されるという形をとります。だから、出せば直ぐに会友になれるわけではありません。
例え、美大を出てかなり、力がある人でも、この基準に該当しなければ、会友にはなれません。
先日もお話しましたが、特選を取るには本庄第一高校の生徒に勝たなければならないので、かなりのレベルの絵を出さないと特選は取れません。だから、会友になるのは、大変ですね。
ーーーーーーー
その会友の中で、上位4名が会友の賞をいただけます。それも会友がたくさんいますから、なかなかもらうのは大変です。
そして、会友で2回以上賞をもらい、5年以上経過すると会員に推挙される資格が得られます。
しかし、やはり、その後の絵のレベルが良くなければ、会員には推挙されません。
以前は、東京の公募展に入選していなければ、会員にはなれないという決まりがあったようですが、最近はそのレベルにあることというだけで、実績をもとめられてはいません。審査員がそのレベルにあると認めればよいのです。
そして、会員の中にも賞があり、最終的に会員の最高賞である古川賞を獲得すると、審査員になります。
会員の賞は古川賞、K氏賞、M氏賞の3つがあります。
古川賞は、獲得すると審査員の資格が得られるので、その力があると認められなければなりません。だから場合によると、該当者なしという年もあります。
大抵は、K氏賞、M氏賞をもらってから、最後に古川賞をいただくというパターンになります。
私は、それについては例外で、いきなり古川賞をいただいて審査員になってしまったので、K氏賞もM氏賞もいただきませんでした。ちょっと残念でした。
という風になっています。
だから、審査員になるまでは、結構な時間がかかることになりますね。
みんな階段を上るように頑張って良い作品を作って、競争しています。
ーーーーーー
だから、会友の賞、会員の賞を決めて、その後、会友推挙、会員推挙が決められていきます。そこまで、決まってやっと、審査が終わりです。
ーーーーーーー
私は、会場の配置の係にもなっているので、今日はかなり大変でした。
絵の並べ方で、作品が良く見えたり見えなかったりします。そのため、その配置はかなり絵が分かっている人でないと、できません。
だから、これについては、会のトップの人たち4人くらいが中心になって行ないます。私は、会員ならだれでも、この配置がきちんとできる人になってほしいと思っていますが、けっこう大変なようです。
私は、学校のさわらび展でも、文化祭でも、私学文化祭でも、中学生作品コンクールでも、経験しているので、しょっちゅうやっているので、慣れています。
だから、他の人よりも経験豊富です。
この麓原展では、秋の公募展、春季展、夏季展と三回やっているので、ここでも経験を積んでいます。考えてみるとそうとうの数をやっているのですね。
どうやったら、お互いの作品が良く見えるかを考えて、配置するのです。
色の感じ、絵の大きさ、縦絵と横絵のバランス、描いてある絵の内容、静物と風景の関係、静物でもお花ばかりがとなりどうしにならないように、人物画が並ばないように、壁面の中央に大きい作品が来るように、壁面全体の左右のバランス、額の種類と重さの関係などなど、です。
また、絵の強さで、弱い絵ばかりが集まると、つまらない感じになります。きつい絵ばかりだと、気持ちが悪くなります。また、スペースの空き具合で、詰まりすぎか、空きすぎかと見て行きます。
こう描きだしてみると、かなりあるものですね。それを与えられた材料を使いながら解決していくのです。その近くにある絵で解決しない場合は、他から持ってくることも必要になります。
そして、なんとか配置がきまると、会員の全員に見てもらって、問題がなければ決定になります。
このようにして、今日の作業を終えました。
審査員は、16名います。その内の半数、すなわち8名の手が上がれば、入選とします。また、賞候補はいかがでしょうかと司会進行が声をかけて、5名以上が手を上げれば、賞候補になります。(最近は、私が何年も続けて、進行をしています)
今回の場合は、その賞候補が21名になりました。
賞は、10名と決まっているので、21名の中から絞らなければなりません。そのため、投票をします。審査員が一人で10名を選んで投票するという方法で行ないます。
そして、投票の多い順に上から、麓原賞、M氏賞、奨励賞と決まりました。
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この方法は、一人が5票づつ投票するとどうなるのか?3票づつだとどうなるのかと、やりかたによって、審査の結果が変わると思います。だから、それは、難しいのですが、麓原会では、最近は10人に投票をする方法でやっています。
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一般の審査は、以上のように決まりますが、その次に、会友の審査、会員の審査が行なわれます。それは、展示してからになります。
会友というのは、一般で出品していて、2回以上特選を取った人、1回特選になって、5年連続入選している人、また、10年連続入選を果たしている人が資格を得て、その後、レベル的に会友にしてもいいと思える人が推挙されるという形をとります。だから、出せば直ぐに会友になれるわけではありません。
例え、美大を出てかなり、力がある人でも、この基準に該当しなければ、会友にはなれません。
先日もお話しましたが、特選を取るには本庄第一高校の生徒に勝たなければならないので、かなりのレベルの絵を出さないと特選は取れません。だから、会友になるのは、大変ですね。
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その会友の中で、上位4名が会友の賞をいただけます。それも会友がたくさんいますから、なかなかもらうのは大変です。
そして、会友で2回以上賞をもらい、5年以上経過すると会員に推挙される資格が得られます。
しかし、やはり、その後の絵のレベルが良くなければ、会員には推挙されません。
以前は、東京の公募展に入選していなければ、会員にはなれないという決まりがあったようですが、最近はそのレベルにあることというだけで、実績をもとめられてはいません。審査員がそのレベルにあると認めればよいのです。
そして、会員の中にも賞があり、最終的に会員の最高賞である古川賞を獲得すると、審査員になります。
会員の賞は古川賞、K氏賞、M氏賞の3つがあります。
古川賞は、獲得すると審査員の資格が得られるので、その力があると認められなければなりません。だから場合によると、該当者なしという年もあります。
大抵は、K氏賞、M氏賞をもらってから、最後に古川賞をいただくというパターンになります。
私は、それについては例外で、いきなり古川賞をいただいて審査員になってしまったので、K氏賞もM氏賞もいただきませんでした。ちょっと残念でした。
という風になっています。
だから、審査員になるまでは、結構な時間がかかることになりますね。
みんな階段を上るように頑張って良い作品を作って、競争しています。
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だから、会友の賞、会員の賞を決めて、その後、会友推挙、会員推挙が決められていきます。そこまで、決まってやっと、審査が終わりです。
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私は、会場の配置の係にもなっているので、今日はかなり大変でした。
絵の並べ方で、作品が良く見えたり見えなかったりします。そのため、その配置はかなり絵が分かっている人でないと、できません。
だから、これについては、会のトップの人たち4人くらいが中心になって行ないます。私は、会員ならだれでも、この配置がきちんとできる人になってほしいと思っていますが、けっこう大変なようです。
私は、学校のさわらび展でも、文化祭でも、私学文化祭でも、中学生作品コンクールでも、経験しているので、しょっちゅうやっているので、慣れています。
だから、他の人よりも経験豊富です。
この麓原展では、秋の公募展、春季展、夏季展と三回やっているので、ここでも経験を積んでいます。考えてみるとそうとうの数をやっているのですね。
どうやったら、お互いの作品が良く見えるかを考えて、配置するのです。
色の感じ、絵の大きさ、縦絵と横絵のバランス、描いてある絵の内容、静物と風景の関係、静物でもお花ばかりがとなりどうしにならないように、人物画が並ばないように、壁面の中央に大きい作品が来るように、壁面全体の左右のバランス、額の種類と重さの関係などなど、です。
また、絵の強さで、弱い絵ばかりが集まると、つまらない感じになります。きつい絵ばかりだと、気持ちが悪くなります。また、スペースの空き具合で、詰まりすぎか、空きすぎかと見て行きます。
こう描きだしてみると、かなりあるものですね。それを与えられた材料を使いながら解決していくのです。その近くにある絵で解決しない場合は、他から持ってくることも必要になります。
そして、なんとか配置がきまると、会員の全員に見てもらって、問題がなければ決定になります。
このようにして、今日の作業を終えました。