絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

エジプトの番組

2016-07-22 | いろいろ
火曜日に放映されたTBSのエジプトの番組で、アイがネフェルティティの父親であると語られていました。

私は、初めて聞きましたので、驚きました。
一説にはそういう意見もあるということでしょうか。
それまでのテレビで放映されたものでは、そのような話はありませんでした。

私が聞いていた範囲では、アイは、アメンヘテプ3世の妻になるティイをミタンニから連れてきた人という解釈でした。
だから、アイもミタンニの人だろうとは思っていましたが、ネフェルティティの父であるということは聞いたことがありませんでした。

アイは、エジプトに来て、どうしていたのでしょうか?なぜアイはアメン神の神官になれたのか、後に一番偉い大神官にまでなったというのはあり得る話なのでしょうか。アイはエジプトから見れば外国人ですからね。

それが事実だとすると、アイは、ずっとエジプトにいたのではないか?単身赴任だったから、たまにはミタンニに戻ったこともあるだろうと考えれば、戻った時に、妻との間にネフェルティティが生まれないこともないとは思いますが。

エピソードとして、アメンヘテプ4世がミタンニに行ったことがあり、子供時代のネフェルティティと遊んだことがあるそうです。
アメンヘテプ4世は、後のアクエンアテンです。
二人は、後に結婚するわけですが、ネフェルティティは初めは、アメンヘテプ3世の妻としてエジプトに来ます。
アメンヘテプ3世が死んでしまって、その後にアクエンアテンと結婚するのです。

アクエンアテンは、宗教改革をしてアメン神官の力を失墜させたわけですが、アメン神の神官であるアイとの関係はどうだったのでしょうか。妻の父親の地位を失墜させるということですよね。

まあ、どの情報が正しくて、どれを前提に考えるかで、いろいろ変わるので、その辺は難しいですが、エジプトの歴史は簡単に言い切れないと思っていないといけないと感じました。













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千葉のSさん パジャントデッサン続き

2016-07-18 | 通信指導
千葉のSさんが、パジャントのデッサンを描き続けています。



今回のデッサンは、どこで終わりにしてもいいような進め方をしています。

今は、ほっぺたの明暗のつけ方が分かってきたところです。
また、胸のあたりの布の凸凹が描けるようになりました。
反射光のこと、陰影の関係がつかめたようです。

結局、構図が決まって、比率が合っていれば、後はパーツの説得力だけです。
この説得力がリアリティの追究です。

もちろん、全体の明暗の強さ比べをしながらですが、見えるものを見える通りに再現する勉強ですから、最後はパーツの表現力なのです。

ーーーー

そのため、全部を描くのは、まだ無理だから、目だけ勉強しましょうとか、鼻と口だけとか、
言って、まずは、顔を描けるようにしました。
一番気になるのが、顔ですから、他がどんなに描けていても、顔がダメなら、全部がダメに感じます。

それから、いつ辞めても良いという考え方で進めたと言いましたが、それは、部分だけ描いても作品として成り立つという考えです。そのために顔を優先させたのです。

次に、正面の胸の辺り、しっかり支えるために、中央の一番下の辺り、左側の暗い布の皺という順番で進めました。

途中経過をご覧になった方は、途中でも見られる作品になっていることに気づかれたかと思います。

ーーーー
今の課題は、もう少し布の暗い部分の描き込みです。

そして、髪の毛のごつごつです。ここは2Hなどの固い鉛筆を使って表現すると良いでしょう。

明るい部分の微妙な明暗の差もそろそろ入れていきたいです。

ーーー
大人の人ですから、働きながらデッサンの勉強をしているので、完成までに時間がかかりますが、それでも着実に一歩づつ進んでいます。

このデッサンは、石膏デッサンとしては、まだ二枚目です。
たいしたものですね。
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一昨日のデッサン会 私のクロッキー

2016-07-15 | 私の絵
一昨日のデッサン会で描いた私のクロッキーです。

 

どちらも10分間です。

立ちポーズは、このデッサン会では珍しいです。
みんな体重がしっかり乗っているように描くのが難しそうです。

もう一つも、なかなか難しいポーズです。
いつもと違うので、とてもよいポーズでした。
私は手こずって、いつもは使わない練ゴムを使いました。
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東京のTさん 缶のデッサン

2016-07-14 | 通信指導
東京のTさんの缶のデッサンをご紹介します。



あまり大したアドバイスもしない内に、こんなデッサンを描いてくれました。
凄いです。驚きました。

強いて言えば、実物よりやや細かったようです。
しかし、学んでほしいことはほとんどクリアーできているので、
次の課題に行くことにしました。

学んでほしいこととは、

1、円柱の丸さです。下へ行くほどやや丸さを増すこと、文字がその丸さのライン上に来ること。

2、円柱の明暗。左は反射光で明るくなる。

3、ハイライトの光る部分。それ以外は、そこより暗い。

4、文字の見え方。正面と側面では、文字の幅が変わります。サイドに行くほど狭くなる。

5、床に落ちた影のやさしさ。

などです。
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浦和のKさん 10号油絵風景

2016-07-14 | 絵画指導
月に一回浦和から来ているKさんが、油絵を見せてくれました。



毎回、来るごとに3~4点絵を持ってきて見せてくれますが、その内の一枚です。

最近、どの絵を見ても構図が安定しています。
安心して見られるようになりました。
色も、空気遠近法に則っているので、調和がとれていて、とても落ち着いています。

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